beat freak|エイベックスの無料音楽情報「ビートフリーク」 » め http://www.beatfreak.jp beat freak|エイベックスの無料音楽情報「ビートフリーク」 Fri, 15 Jul 2011 08:00:47 +0000 http://wordpress.org/?v=2.8.6 ja hourly 1 MEGARYU http://www.beatfreak.jp/interview/23582/ http://www.beatfreak.jp/interview/23582/#comments Fri, 01 Jul 2011 02:23:36 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=23582 『メガトンチョップ』が、7月20日にリリース! 初のセルフ・プロデュースで制作した今作は、過去最多のトラック・メーカーを起用。今まで以上にバラエティに富んだ刺激的なアルバム!!]]> 01_MEGARYU_610350
L to R:MEGAHORN, RYUREX

結成11年目に突入したレゲエ・ユニットMEGARYUが放つ7枚目のオリジナル・アルバム『メガトンチョップ』が、7月20日にリリース! 初のセルフ・プロデュースで制作した今作は、過去最多のトラック・メーカーを起用。今まで以上にバラエティに富んだ刺激的なアルバム!!


 昨年は結成10周年ということもあり、いつも以上に多忙な1年でしたが、振り返ってみていかがでしたか?

RYUREX:曲もたくさん出せて、ライヴもいっぱいできて、充実した1年だったんですけど、最後は満身創痍でしたね、2人とも。リハーサルが終わってから病院に行って、それから本番…なんて時もありましたし。そこまでやれたというのは、すごく感謝しなきゃいけないことだし、楽しかったんですけど、内心では“しんどいなぁ”と思うこともありました(笑)。でも、記念すべき10周年ということで周りの人たちも盛り上げてくれて、ベスト・アルバムをリリースしたり、観光大使をやらせていただいたり、地元の中日ドラゴンズの始球式をやらせていただいたり…いろんな“初物”をたくさん経験できたので、アーティストとしてそれを活かして“次の年も勢いづいていくぞ!”っていう気持ちになれました。

MEGAHORN:確かに10年やってきたけど、やってなかったことが意外とたくさんあったなっていうのは感じました。今まであまり過去のことを振り返ることがなかったので、改めて見つめ直すいいタイミングにもなりました。それと、フェスなど複数のアーティストが参加するイベントで、トリを務めさせてもらうことが去年から多くなって。割と年功序列で順番が決まることが多いんですけど、そういうところでも“10年だな”っていうのを実感しました。

RYUREX:楽屋で若いアーティストから“にいさん”って呼ばれるようになったしね(笑)。でも、そういう彼らの勢いをヒシヒシと感じると、こっちも“負けねぇぞ!!”って気持ちになりました。

 今作を制作する上で、昨年過ごした“10周年”という要素が影響した部分はありましたか?

RYUREX:大いにありましたね。10周年を迎えて、より自分たちの描きたい音づくりとか、歌詞の世界観を織り交ぜて曲をつくっていこうっていう意気込みが出てきましたから。

 今作をセルフ・プロデュースしたのも、その意気込みの表れ?

RYUREX:セルフ・プロデュースをしたのは、自分たちが音楽の道に歩みはじめたきっけでもあり、今まで携わっていただいてきたプロデューサーの加藤学さんが今年亡くなりまして。加藤さんから教えられてきたものや加藤さんに誇れるような新しいアイデア、音づくりをしたいと思って、一歩踏み出したんです。今までとはまったくちがう不安もあり、自分たちを鼓舞してやる気を高めようという気持ちがいつも以上に強くありました。

 セルフ・プロデュースをしてみての感想は?

MEGAHORN:今までだったら“加藤さん、これどう思いますか?”とか、周りの人に意見を聞いて、最終決断を下してもらっていたんですが、それをすべて自分たちで判断しなくてはいけなかったのが、少しキツかったです。ただ、その反面、人に頼らないで自分たちだけでやるっていうのは、自分たちをもっと成長させるメリットがあるんだなっていうのを、今作をつくり終えて実感しました。

RYUREX:今作は新しいトラック・メーカーさんにアプローチしてみたり、10年以上ぶりにソロ曲をやってみようと思ったり、いろんなアイデアが自然に浮かんできて、楽しみながらできました。

 「100℃」は、ライヴで盛り上がりそうなパーティ・チューンですが、この曲はどんなところから?

MEGAHORN:オープニングのMCは、去年から専属でライヴ・セレクターをやってくれているTRAN-X(トランクス)にお願いしているんですが、彼と3人で何かできることはないかなと考えてつくりはじめたのがきっかけです。彼にはライヴの時に後ろで回して盛り上げてもらったり、僕らのことを紹介してもらったり、いつも支えてもらっているので、僕ら2人だけじゃなく“3人で”っていうのがこの曲の一番のポイントですね。MCが入ったことですごく現場的な感じが出たし、ライヴに参加しているような感覚で聴いてもらえたらうれしいです。

 「Light Up」は、アカペラでのはじまりが、すごく印象的でした。

MEGAHORN:これはトラック・メーカーの上代(M.Kamishiro)さんのアイデアでした。上代さんとは7年前の、最初のアルバムの頃から携わっていただいているんですけど、この曲に“どうやって味を出していくか?”って考えていた時に、“アカペラではじめたら面白いんじゃないか”という話になったんです。自分たちはアルバムをつくる上で、前と同じことはやりたくないっていう気持ちを持っているんですけど、それは上代さんも同じで。今までこういうさわやかなポジティヴ・ソングって結構歌ってるんですけど、サウンドとメロディと歌詞を少しずつ今までとちがった方向に持っていきながらつくっていったら、こういう形になりました。

RYUREX:“いつもとちがう音づくり”っていうのは、俺らやトラック・メーカー、バンドも含めて、常に考えていますが、最終的にはおいしいところに落ち着きますね。下手に考え過ぎると逆に違和感が出てきて、納得いかなくなってしまうこともあるんですけど、“アカペラはじまり”はキラッと光る良いアクセントになりました。

 MEGAHORNさんのソロ曲「スペシャルサマー」にフィーチャーしているleccaさんとは長いお付き合いですが、新しい発見などはありましたか?

MEGAHORN:新しい発見というか、再確認することが多かったです。こういう感じのメロディだとこういう風に歌うんだとか、こういう歌詞を書くんだとか。前に一緒にやってから、5年くらい間が空いているんですが、お互い頑張ってきたことや彼女の良さを再確認できて、一緒にやってよかったなって思います。それと彼女が妊娠中なのに一生懸命頑張ってくれて、あの仕事に対する姿勢は本当に尊敬しますね。曲の内容としては、すごくピュアな恋人同士のはじめての夏を歌っているので、30代の方は昔のピュアな気持ちに思い出しながら、20代、10代の方は今年の夏を思い浮かべながら聴いてもらいたいです。

 RYUREXさんは、この楽曲を聴いてどんな感想を持ちましたか?

RYUREX:こういう曲をつくっているっていうのは話に聞いていたんですけど、楽曲自体はミックスが終わってからはじめて聴いたんです。エンジニアから送られてきたのを、“どんなのつくったんだろう”ってワクワクしながら聴いたら、すごくさわやかな楽曲で。自分が参加しなかった分、客観的にいつもとちがう立ち位置で聴けて、楽しかったです。

 「一音一会」は、70年代を彷彿とさせるルーツ・サウンドが特徴的ですね。

MEGAHORN:もともと渋い感じのデモだったんですけど、まさかこういう感じになるとは思いませんでした。トラック・メーカーのRaggamatix-BandのKUUBOさんは、いつも“こういう感じは?”って何パターンかやってくれるんですけど、ここまでルーツ寄りの曲っていうのは、今までなくて。さっき言ったように、今までやっていない曲ができたので、すごく良かったです。

 歌う上では、どうでした?

RYUREX:この曲は歌いやすくて、自然と声が出せましたね。

MEGAHORN:僕は逆に歌いにくかったです。短く切るようなメロディにしたら、ラップがうまくのらなくて(笑)。それで裏打ちのスピードを倍にしてもらって、ノリを出して、形にしました。

 “一音一会”というタイトルは“一期一会”のモジリだと思うんですが、どんな思いからこのタイトルを?

MEGAHORN:同じメンバーを集めて、同じ状態でやったとしても、ひとつとして“同じライヴ”っていうのはなくて、その時その時1回きりしかない…いつもそう思いながらライヴをやっているんですけど、去年は10周年というのもあって、そのことを特に強く感じたんです。ライヴって自分たちにとって、すごいエネルギー源になっていて、そこでたくさんの出会いがあり、いろいろと感じることがあったからこそ、10年も続けてやってこれたんだなって。明日(編注:取材日は6月10日)、震災で被災した岩手県の釜石でフリーライヴをやらせていただくんですけど、去年、釜石にはじめて行った時に温かい街の雰囲気や温かい人たちに触れていたからこそ、“俺たちも何かしたい”という気持ちが生まれてきた部分もあって、そういうところに“一音一会”っていうのを改めて感じます。

 「永遠(とわ)に贈るLOVE SONG」は、ダンスホールにのせたことで、より情熱的になっていますね。

RYUREX:最初は、ベタにバラードでいくか迷っていて、ダンスホールとバラードと2つデモをつくったんです。両方歌ってみて、トラック・メーカーの上代さんにも相談しながら、ダンスホールに決めました。バラードでのラヴァーズものは、これまでもいっぱい歌ってきているので、これもある意味新しいチャンレジでしたね。普段なら恥ずかしくなっちゃうような歌詞をアツく歌えたので、すごくよかったです(笑)。

 RYUREXさんのソロ曲「宛名のない詩(うた)」は、3月の震災での経験をもとに書かれたそうですが、どんな思いから生まれた曲なんですか?

RYUREX:地震があった当日、移動中で新幹線に乗っていて、車内に8時間閉じ込められてしまったんです。その時、車掌さんがスピーカーから事務的な連絡ではなく、不安な人たちを和ませてくれるような話をしてくれて、車内の空気が落ち着くのを目の当たりにしたんです。それを見て、俺も不安になっている場合じゃないぞと。そこから心がいい方向に向いて、避難した体育館でも助け合ういい動きができたし、岐阜に戻ってからも自然と支援活動に動けました。だから、そのきっかけを与えてくれた車掌さんに感謝の気持ちを贈りたいと思って書いたのがこの曲です。

 その車掌さんとの出会いが意識を変えたと。

RYUREX:そうですね。今までも募金やエコキャップ運動(ペットボトルのキャップをワクチンに換えるキャンペーン)はやってきたんですけど、今回、自分たちが助けられた経験をして、もっと踏み込んで活動できるようになりましたし。あの時に周りの人からもらったものを歌で届けていきたいです。車掌さんは声だけで、顔も名前も知らないんですけど、この間JRに電話して、探していただけることになって。いつか、直接本人に感謝の気持ちを届けられたらと思っています。

 DVDに収録されている「言えなかった「ありがとう」」のミュージック・ビデオは、アルバム用の新ヴァージョンですが、どんな内容になっているんですか?

MEGAHORN:“あなたが「ありがとう」と言いたい人の写真やメッセージ”をファンの方から募集しまして、それをもとにヴァージョン・アップしました。写真やメッセージがすごくリアルで、そのリアルさが自分たちのメロディや歌詞をプッシュしてくれていて、さらにいいミュージック・ビデオに仕上がっています。

RYUREX:想像以上の“ありがとう”が集まって、本当にいろんな“ありがとう”のリンクができてよかったです。

 DVDには昨年のツアー映像も収録されていますね。

RYUREX:今までもライヴDVDは出したかったんですけど、なかなか機会がなくて。前作にはイベント『メガトンパンチ』の映像が収録されているんですが、ツアーの映像は、今回が初ですね。まだ、ライヴに来たことがない人に、ライヴってこうやって楽しむんだとか、最近のMEGARYUってこういうこともやってるんだとか知ってもらって、ライヴに来てもらいたいです。生はもっとすごいんで。

 その生のライヴ、全国ツアーが10月から開催されますが、こちらへの意気込みは?

MEGAHORN:去年よりも、もっとアグレッシヴにいきたいです。去年経験したことでいろいろとわかった部分もあるんで、それを活かして、聴かせるところは聴かせる、アグレッシヴにいくところはアグレッシヴに、メリハリのついたライヴにしたいです。

RYUREX:まだ、アルバムが完成したばかりなので、構想はこれからなんですけど、幅を増やしていきたいですね。新しい振りを取り入れたり、フロアへのアプローチをもっとキレのあるものにとか、いろいろと考えているところなので、期待していてください。

 それでは最後に、ファンの方へのメッセージをお願いします。

MEGAHORN:ニュースでやっていましたが、今年の夏も暑くなるみたいです。このアルバムを聴いて、みんなの気持ちも熱くなってもらえたらいいなと思います。自分たちは、音源とツアーでひとつのセットと考えているので、このアルバムを聴いた後は、ぜひライヴにも足を運んでください。

RYUREX:今回のアルバムには、いろいろな人から受けたものを曲に込めていて、メッセージ性の強いものがたくさんありますが、それだけでなく、今を楽しむ気持ちや好きな人に情熱的に伝える気持ちなども込めています。感謝の気持ちも大事ですが、パーッと発散することも大事なので、このアルバムを聴いて、元気になってもらえたらうれしいです。


INTERVIEW:Shinji Takemura


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『メガトンチョップ』
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May J. http://www.beatfreak.jp/interview/22794/ http://www.beatfreak.jp/interview/22794/#comments Wed, 13 Apr 2011 05:18:23 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=22794 『「WITH 〜BEST collaboration NON-STOP DJ mix〜」 mixed by DJ WATARAI』をリリース! デビューから約5年の間にコラボした全32曲をDJ WATARAIがミックス!!]]> 01_MayJ_610350

これまでに数多くのアーティストとコラボレーションしてきたMay J.が、そのコラボ曲をノンストップでミックスしたアルバム『「WITH 〜BEST collaboration NON-STOP DJ mix〜」 mixed by DJ WATARAI』をリリース! デビューから約5年の間にコラボした全32曲をDJ WATARAIがミックス!!


 今作のアイデアはどんなところから生まれてきたんですか?

May J.:デビュー当時からいろいろなアーティストとコラボレーションしてきたんですけど、それがこの5年でものすごい数になって。スタッフとみんなで聴きながら、“何か形にしたいね”っていう話をしていたんです。それで話し合っていく中で、“コラボレーション・ベスト”と銘打って、ノンストップのミックスCDにしたら面白いんじゃないかという案が出て。本当は1曲1曲を全部聴いてもらいたいんですけど、あまりにも曲数が多かったので、できるだけ多く聴いてもらうためにはミックスCDという形にするしかなかったというか(笑)。とにかく、1曲あたりの時間が短くなってもいいから、私がコラボした全部の曲を聴いてほしいという気持ちが大きかったですね。

 今まで自分が積み重ねてきた物をみんなに見せたかったと。

May J.:そうですね。本当に1曲1曲にちがったMay J.が表れているし、それと同時にコラボするたびに、私が成長していくところも見えるし。特に最初に収録されている、VERBALさんとコラボさせていただいた「HERE WE GO」は、私のファースト・シングルで、何もかもがはじめての中、勉強しながらのレコーディングだったんです。そこから、だんだんと友達や知り合いが増えてきて、コラボする時に“この曲だったらこの人とやりたい”っていう欲が出てくるようになって、その分、どんどんクオリティも高くなっていってると思うんです。普通のアルバムだったら、“その時の自分”しか表現できないけど、このアルバムにはその時その時の私が全部入っているので、“May J.のすべてが聴ける”と思います。特に新しいファンの方には、“こんな曲もあるんだ”とか、“この人ともコラボやってるんだ”っていう新しい発見があると思うし、昔からのファンの方には“懐かしいな”と思ってもらえるところがあると思うし。本当にすべての人に楽しんでもらえるアルバムに仕上がったと思います。

 たくさんのコラボを通して、自分の成長につながったなと感じるのはどんな部分?

May J.:具体的な話をすると「Stronger」は、本当にいろいろな面で自分の成長につながった1曲で。“E”qualさんとコラボさせていただいたんですけど、「Mayちゃんの好きなようにしていいよ」って言われて(笑)。それまではディレクターさんをはじめとする周りの人と一緒につくるのが普通だったんですけど、自分に全部任されたのがはじめてだったので、“頑張らなきゃ”っていう気持ちが強くなって責任感がすごく出てきたし、この曲に今の自分の気持ちをどれだけ表現できるかっていうチャレンジでもあったし。ちょうどこの頃、レコード会社を移籍する時期で、自分の中でもすごく葛藤している部分があって、すごく悩んだし、辛かった時の気持ちをこの曲にぶつけているので、今聴いても当時のことを思い出すんです。“Stronger”っていうタイトル通り、強さとか、そういうのがすべてマッチした曲ができて、周りの人から“共感した”とか、いろんな言葉をいただいて本当に感動したんです。“自分の曲で、こんなにも人の気持ちを動かすことができるんだ”ってわかって、もっと自分でつくりたいという気持ちが、改めて強くなった曲です。

 May J.さんが感じるコラボの一番の魅力はどんなところ?

May J.:複数のアーティストのベストが1曲で味わえるところかな。いろんな力が合わさって、いろんなケミストリーが起きて、ひとりじゃできない、いろんな表現ができるようになるし。それに何と言っても豪華ですよね。

 フィーチャリングには、自分が参加する形と他の方に参加してもらう形がありますが、どちらの方が好きですか?

May J.:自分が誰かの作品に参加する方かな。他の方に参加してもらう時は、相手がどんなに大先輩でも、自分の作品なので私がリードしなきゃいけないし、自分がどうしたいかっていうヴィジョンを常に持っていなくちゃいけないので、楽しむというよりも、“しっかりしなきゃ!”っていう気持ちが強いんですけど、自分が参加する立場の時は、相手の人から“Mayちゃんにはこうしてほしい”っていう要望が出ることがあって、それが自分自身の新しい発見につながることもあるので、本当に面白いんですよ。そこで発見した物を自分にフィードバックできるし。あとは、参加する方が、プレッシャーが少ないというか、弾けられるので楽しいです(笑)。

 年齢的に年上の方とのコラボがほとんどですが、年下の人ともやってみたい?

May J.:やってみたい気持ちはありますけど、たぶんやったら“私も歳を取ったんだな”って感じそうなので、まだいいです(笑)。

 収録曲を改めて聴き返してみると、男性アーティストとのコラボがほとんどですね。

May J.:自分では全然気にしていなかったんですけど、やっぱり女の子同士だと声質が似ちゃうので、選択肢が限られてしまうというか。男性とやる方が、ハモリを活かせたり、ストーリー的にも男女の関係性が成り立つので、幅が広いからなんでしょうね。女の子同士のフィーチャリングって、周りを見てもあまりないし。でも、機会があれば、どんどんやっていきたいと思ってます。

 ミックスはDJ WATARAIさんが担当されていますが、WATARAIさんにお願いした経緯は?

May J.:WATARAIさんとは、私がデビューした時に「Baby Eyes」っていう曲をリミックスしていただいていて、その時からつながりがあって。「ONE MORE KISS」のリミックスもやっていただいていたので、お願いしました。やっぱり5年分の曲なので、曲も含めて私のことを知っている方にやってもらいたいっていう気持ちが強かったので。

 でき上がったミックスを最初に聴いた時の感想は?

May J.:すごく聴きやすかったし、自分の曲が一気に聴けるっていうのが、すごく楽しいし、うれしくなっちゃいましたね。ジムで走っている時に聴いたんですけど、すごくいいなって。私もミックスCDはよく聴くんですけど、ひとりのアーティストで、しかもコラボしたものばかりっていうのは、今までにほとんどないと思うので、すごく新しいなと思います。

 DVDにはコラボ作品のミュージック・ビデオが10編も収められていますね。

May J.:何と言ってもヴォリュームがすごいですよね。10編も収録されているので、すごく見応えがあると思います。それと私の作品には今まで収録されていなかったミュージック・ビデオも収録されていて、はじめて観る方もいると思うので、本当に楽しんでいただけると思います。

 今作は、どんなシチュエーションで聴くと、ピッタリくると思いますか?

May J.:ドライヴしながらっていうのは、似合いそうですね。それと、やっぱりノンストップ・ミックスなので、パーティとか、家に友達を呼んでワイワイやっている時とかに聴いてもらいたいかな。結構イケイケというかアップテンポな曲がたくさん入っているので、すごく盛り上がると思います。あとは私みたいにランニングしている時とか(笑)。今作は、カッコいいMay J.からスウィートなMay J.まで、いろんな私がこの1枚に詰まっているので、ぜひ聴いてみてください。また、5月13日に赤坂BLITZでワンマン・ライヴを開催するので、こちらにもぜひ遊びにきてください。よろしくお願いします。


INTERVIEW:Shinji Takemura


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『「WITH 〜BEST collaboration NON-STOP DJ mix〜」 mixed by DJ WATARAI』
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メガマソ http://www.beatfreak.jp/interview/21912/ http://www.beatfreak.jp/interview/21912/#comments Fri, 18 Feb 2011 03:00:30 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=21912 『Loveless, more Loveless』をリリース! これまで以上に振り幅の広い楽曲の数々が収められた本作には、誰もが知る名曲「すみれSeptember Love」のカヴァーも収録!! さらに、ギターの涼平が彩冷えるのヴォーカル・葵とコラボした「モノクローム」も同日リリース!!]]> 01_MEGAMASO_610350
L to R:Gou(b)、インザーギ(vo)、涼平(g)

2月16日、メガマソが待望のセカンド・アルバム『Loveless, more Loveless』をリリース! これまで以上に振り幅の広い楽曲の数々が収められた本作には、誰もが知る名曲「すみれSeptember Love」のカヴァーも収録!! さらに、ギターの涼平が彩冷えるのヴォーカル・葵とコラボした「モノクローム」も同日リリース!!


 前作と比較して、今作で変化した部分はどんなところですか?

涼平:前作は曲によって、アレンジャーやプロデューサーの方に入ってもらったんですけど、今作はシングル曲とカヴァー曲以外はすべて自分たちでやっているので、そこが一番大きなちがいですかね。自分たちでほとんどの曲をプロデュースしたことで、統一感というか一貫性も出せていると思います。

インザーギ:1曲目から10曲目までコンセプチュアルな音楽になっていて、その世界観は涼平とGouとすごく話し合って突き詰めていきました。中でも、「Loveless, more Loveless」と「The Requiem」が、僕にとって重要な曲で。レコーディングも特に気を使って録りましたね。

 制作する上でのコンセプトやテーマは?

涼平:“湿気のある世界観”です。一番最初に、アルバムのタイトルにもなっている「Loveless, more Loveless」があって、この曲から僕がイメージする世界を2人に伝えて、湿り気のある感じの音使いをギターでやろうと思うから、歌い方やベースもそれに合わせてほしいって言って、スタートしました。

Gou:「Loveless, more Loveless」から全体をつくり上げていった感じです。ベースに関して言うと、前作の『M of Beauty』の時には、いろんな機材やアンプを使って、いろいろと試していた部分が多かったんですけど、今回はコンセプトがあったので、一貫性を持たせるために極力、機材とかは変えないようにして録っています。

 メジャー2作目で、精神的な余裕ができたことが影響している部分もある?

涼平:そうですね。“湿った世界観”って言いましたけど、今回のアルバムは内省的なもの、自分たちの内側を省みるっていうのがテーマだったので、余裕ができたことによって、自分たちの暗い部分もえぐりとれたと思います。と言っても、聴いていて気分が暗くなるんじゃなくて、暗いけど聴いていてその先に希望が見える作品にしたいと思っていて、その流れはちゃんとアルバムでつくれたかなと思います。

 1曲ごとの振れ幅が大きくて、いい意味でカオスが形成されているなと感じました。それでいて、通して聴くとちゃんと芯が通っているし。

涼平:ありがとうございます。音づくりに関してはアルバム全体を通して、曲調はちがっていてもメガマソの曲だなって思ってもらえるような、いい意味でつながりを持った音をつくれたと思っていて。特に1曲目から4曲目までの流れっていうのは、どの曲も全然ちがう人がつくったんじゃないかって思えるくらいバラバラな曲調なんですけど、声の質や音質、メロディの雰囲気などで統一感を出すっていうアプローチができました。

 これだけ振り幅が大きいと、歌う上での苦労も大きかったのでは?

インザーギ:特に苦労したってことはなかったです。最初に「Loveless, more Loveless」と「The Requiem」を録ったんですけど、そこで自分の中で軸となるものをつくって、その周りにどう肉付けしていくかっていうのは結構考えました。たとえば「世界の終わりのジェリーフィッシュ」(1曲目)を歌った後に、先に録った「Loveless, more Loveless」(2曲目)ではどういう歌い方をしていたかっていうのを、あらためて確認してみたり。レコーディングに時間をかけたというよりも、レコーディングが終わった後に、曲のつながりを涼平と相談しながら進めていきました。

 アルバム・タイトル曲の「Loveless, more Loveless」は、疾走感があってライヴ映えしそうな楽曲ですね。

涼平:実はライヴは全然想定していなくて。楽曲は歌詞のテーマ通りで、冷たい愛の歌というか、彼女からあまり愛されていないと感じている主人公が、「もっと愛してくれ!」っていう曲なんですけど、そういう鬱憤の溜まった気持ちがイントロのリフに表れていて、それが自然とライヴ向けになったんじゃないかな。

Gou:俺も、つくっている時にライヴがどうこうっていうのは意識していなかったですね。でも、言われてみると、イントロのリフとかすごくカッコよくて、ノレるので、そこがライヴ向きなのかなとは思います。

 この楽曲はベースもかなり派手ですよね。

Gou:ベース・フレーズに関しては、いろいろ含んでますね。オクターブ奏法も入っているし、すごく動くフレーズも入っているし、リフも入っているし。メガマソのベースの集大成っていう感じがあるかも。

涼平:メガマソのベースをコピーしようと思ったら、まず、これをやったら良いかも。

Gou:そうかもね。サビも忙しいし、特にラストのサビはすごく動いているんで大変だけど、面白いと思いますよ。自分でも、この曲はすごくやりがいがあったし。

 「fate」はインザーギさんが作詞作曲を手がけていますが、制作する上で重視したポイントは?

インザーギ:“ロック”な部分ですね。スタジオに入って、プリプロでかなり詰めていった曲なんですけど、メガマソとしては珍しいアプローチの仕方で、それが上手く出たと思います。涼平のギターから入るんですけど、それもすごく耳に残るし、Gouもストレートなルート弾きなんだけど、見えるところでは動いてくれているし。3人の押し引きのバランスがすごく取れていて、聴いていて心地いいと思います。

涼平:ギターのバッキングの部分は結構キメキメでいったんですけど、リードやソロに関しては、即興的なフレーズで一番いいのを使っていったので、そういう勢いを出せたかなと思います。それとサビの感じとかすごくインザーギらしくて、僕からは出てこないものなので、アルバムにはこういう曲も必要だなと改めて感じました。

 ベースに関しては?

インザーギ:僕のデモではベースは入れていなくて、基本Gouに丸投げなんですよ(笑)。ココとココは動いてっていう指定をするだけで。

Gou:ドラムとのコンビネーションを大事にしたいなと思って、最初はすごく動こうかなと思ったんですけど、それだとちょっとちがうなって感じて。それでルート弾きを入れようかってインザーギに相談しました。

インザーギ:ルート弾きのところは涼平が動いているし、ベースが動いているところは涼平がバッキングに徹しているし。さっきも言ったけど、押し引きのバランスがすごく取れていると思います。

 「すみれSeptember Love」は、プロデューサーに土屋さん(一風堂)、ヴォーカルにIZAMさんを迎えての3世代コラボによるカヴァーですが、自分たちがこの楽曲をカヴァーするということに対してはどんな感想を?

インザーギ:やっぱりみんなが知っている曲なんで、不思議な感じがしましたね。ただ、3世代に渡って世の中に出られる曲っていうのは、そうそうあるわけじゃないので、その曲をやれるのは光栄なことでもあったし、その分プレッシャーも感じました。その中で、この曲の魅力をメガマソがどういう風に表現しているのか、世の中の人にぜひ聴いてもらいたいです。

涼平:原曲が一風堂さんの曲っていうのは、もちろん知っていましたけど、実際によく知っているのはIZAMさんがヴォーカルトしてSHAZNAで歌っていた「すみれSeptember Love」で。今回カヴァーするにあたって、一風堂さんの曲を集められる限り集めて聴いたんですけど、「すみれSeptember Love」はどちらかというと後期の曲なんだなって。初期はもっとニューウェーブやブリティッシュ・ファンクの影響が強い曲が多かったので、逆にそういうアプローチをしても面白いのかなとも思って、テンポもかなりアッパーに持っていっています。一風堂さんともSHAZNAさんともちがう、メガマソ流のアレンジにするにはどうするかというのをすごく考えて。サビのコード進行から何から、全部入れ替えたりしました。

 土屋さんやIZAMさんと一緒に仕事していかがでしたか?

インザーギ:土屋さんは最初、恐い方なのかなと思っていたんですけど(笑)、実際にお会いするとすごく優しい方で。アーティストとしてのこだわりもすごくあるし、いろいろなお話を時間が経つのも忘れるくらいしてくださって。それとすごく誉め上手な方で、レコーディングも終始テンション高く録れました。

Gou:IZAMさんは第一印象からすごく紳士な方で。PVにも出ていただいたんですけど、自分のあり方だけじゃなくて、メガマソのあり方もすごく考えてくださって、すごく優しかったですね。

 そのPVはDVDが収録されていますが、インザーギさんのダンスがすごく印象的で、今までのメガマソにはないPVになっていますね。

インザーギ:振り移しの日が1日、それも3時間だけしかなくて。しかも、撮影の当日に2カ所さらに増えたので、とにかく集中しないとっていう感じで大変でした。でも、すごく楽しかったし、いい経験になりましたね。

涼平:でも、僕らは楽屋とかでよく見ているんですよ、インザーギが踊るのを。インザーギはもともとダンスをやっていたので、僕らとしては違和感が全然なかったです。

 CDのみの通常盤には、Gouさんがはじめて作詞作曲を手がけた「Until」が収録されていますが、曲づくりで苦労したことは?

Gou:すべてですね(笑)。曲をつくるのが、こんなに大変なんだっていうのを改めて実感しました。楽曲に関しては、曲調はすごくヘヴィというか、ローな感じなんですけど、インザーギの声はすごくきれいなので、シャウトとかは織り交ぜたくなくて。きれいなままストレートに歌ってもらうっていうのを重視しました。

インザーギ:サウンドでヘヴィなものを表現しているから、歌はそこまでヘヴィにする必要はないなと思ったし、どちらかというときれいな感じで歌ってほしいっていうリクエストがあったので、だいぶ話し合って、ファルセットを混ぜながら歌ってみました。こういう系の曲は今までのメガマソにはなくて、新しいなって思いましたね。Gouはメロディアスでポップな曲も書くので、そういう曲も徐々に出てくると、バンドとしての幅がもっと広がっていくかなっていう手応えを得たというか。

 インザーギさんや涼平さんからアドバイスは?

インザーギ:プリプロの時に、まとめる作業としてメガマソ全員でやったんですけど、そこでやっただけで、基本はGouが全部やっています。

涼平:すごくGouちゃんらしい曲だなと思って、ギターのアプローチに関しては、Gouちゃんが“こうしてほしい”っていうのを全部やった上で、オモチャっぽい音をたくさん入れました。

 今作を改めて振り返ってみて、どんな作品に仕上がったと思いますか?

インザーギ:自分たちの中ですごく達成感があって、本当にひとりでも多くの人に聴いてもらいたい曲が詰まったアルバムになったと思います。聴いて絶対に損はしないと思うので、これを機会にメガマソを好きになってもらえたらうれしいです。

 涼平さんは、アルバムのリリース日に、彩冷える(アヤビエ)の葵さんとコラボした「モノクローム」もリリースされますが、こちらはどんな作品になっているんですか?

涼平:これはどちらかと言うとお祭り的な要素が強くて。フェスみたいな感じというか。作品的にもコンセプチュアルなものではないので、同じ作曲者だけど、メガマソとはちがいを出すために、7弦ギターからさらに半音下げてヘヴィなアプローチをしています。キャッチーだけどヘヴィみたいな。

 メガマソ結成以前は、葵さんと一緒にバンドを組んでいましたが、再び一緒にやってみていかがでしたか?

涼平:技術的な部分で、お互いすごく向上したっていうのは感じましたね。アルバムと並行してレコーディングしたんですけど、一緒にやったサポート・ミュージシャンの方から得たものとか、コラボで得たものをアルバムにフィードバックすることができて、お互いに得るものが大きかったと思います。

 このコラボは今後も?

涼平:正直、今のところはまだ考えてないです。基本的には、それぞれの活動を優先して、お互いにヒマな時間があればやろうねっていう感じです。

 最後にファンへのメッセージをお願いします。

涼平:僕ら見た目はヴィジュアル系なんですけど、曲はロックやキャッチーなもの、ハードなものもあって、バンド・サウンドが好きな人にはぜひ聴いてもらいたいです。

Gou:僕らは5年目に突入しているんですけど、毎回すごく新鮮で、いろんな楽曲をつくっていく楽しいバンドです。ぜひ継続的にチェックしてください。

インザーギ:自分たちの立てた目標を、みんなと一緒に叶えていきたいと思っているので、その気持ちが伝わったらうれしいです。これからも応援よろしくお願いします。


INTERVIEW:Wakana Takahashi(Cure)


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May J. http://www.beatfreak.jp/interview/21403/ http://www.beatfreak.jp/interview/21403/#comments Wed, 02 Feb 2011 08:17:59 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=21403 『Colors』が1月26日にリリース! 豪華アーティストを迎えたコラボ曲、今までにはなかった新しいMay J.を表現した曲。タイトル通り、さまざまな“カラー”で彩られた、May J.のネクスト・ステージがここに!!]]> 01_MayJ_610350

May J.が贈る4枚目のフル・アルバム『Colors』が1月26日にリリース! 豪華アーティストを迎えたコラボ曲、今までにはなかった新しいMay J.を表現した曲。タイトル通り、さまざまな“カラー”で彩られた、May J.のネクスト・ステージがここに!!


 ミニ・アルバム『Believin’』から短い期間でのリリースですが、制作は並行して行なっていたんですか?

May J.:今作の制作は、ミニ・アルバムをつくり終えてすぐにっていう感じでした。だから、全体の制作期間としては2ヵ月半くらいかな。ミニ・アルバムも自分の中では、それまでのMay J.から進化したものを表現できていたと思うんですけど、今作はそこからさらにもっともっと挑戦ができたアルバムなので、作品ごとに自分がすごく成長できているなと実感しています。

 おっしゃるように、今作は今まで以上にいろんなことにチャレンジしていなと感じたんですが、その気持ちはどんなところから生まれたんでしょう?

May J.:挑戦したい、成長したいっていう思いは常に自分の中にあって。私の座右の銘は“日進月歩”なんです。毎日いろんなものを吸収して、それを自分の中で消化して、それを表現したいと思っているので、1ヵ月前の自分よりも、もっと進化した自分になりたいっていう気持ちが常にあるんです。だからこそ、作品もどんどん良いものをつくっていきたいっていう気持ちを持っています。

 一昨年に発表した「Garden」が大ヒットしましたが、そのイメージを打ち破りたいという気持ちがあった?

May J.:「Garden」は、自分の殻を破るきっかけになった曲で。音楽に対して“チャレンジしたい”という気持ちを持つようになったのは、この曲を歌ったからこそ、みたいな部分があるんです。デビューしてからR&B一筋でやっていたんですけど、「Garden」を歌ってからいろんなジャンルに触れたい、ひとつのジャンルにとらわれたくないっていう気持ちが強く生まれてきて。それまでとイメージも変わったし、ファンの方からもいろんな意見があったんですけど、このままの自分じゃダメだと思ったんです。もちろんR&Bは好きだし、これからも歌っていくけど、あそこであえてポップス寄りの歌を歌ったからこそ新しい自分が生まれて、今の自分につながったんだと思っています。だから、特に「Garden」のイメージを捨てたいとか、打ち破りたいっていう気持ちは全然ないですね。

 May J.さんの“チャンレジ”という姿勢を象徴しているのが、Zeebraさん、難波さんとコラボした1曲目の「ONE MORE KISS」だと思うんですが、このコラボのきっかけは?

May J.:もともとパンクやロックも大好きで、アヴリル・ラヴィーンやミシェル・ブランチをよく聴いたり、歌ったりしていたんですけど、スタッフと一緒に話をしている時に、難波さんとコラボしたら面白いんじゃないかっていう話が出たんです。その時は、何気なく話していたんですけど、新しい何かができそうっていう、そのアイデアがすごく輝いて見えて。さらに、そこにZeebraさんが絡んだらヤバいんじゃないって、どんどんその考えがふくらんでいったんです。Zeebraさんとは私が14歳の時にはじめて会って、19歳の時に彼の曲にフィーチャーさせていただいてからずっとお世話になっていて、いつか私の曲にも参加してもらいたいなと思っていたんですね。それでZeebraさんに話をしたら、Zeebraさんも難波さんに興味を持っていて、それならこの機会に3人でやってみようよということになって、実現したんです。

 楽曲制作はどのように進めていったんですか?

May J.:3人ではじめてミーティングした日に、難波さんがすごく積極的で。トラックのイメージをすでに持っていて、「こういう感じの曲がストックにあるんだけど、どう?」みたいな感じで、パソコンで聴かせてくれたんです。私もZeebraさんも今までにやったことのない曲だったし、R&Bとヒップホップとパンクっていう異色な感じで“これ、すごくいい!”って、その瞬間すごくテンションがあがりました(笑)。“ONE MORE KISS”というタイトルもその日のうちに出てきて、すごくスムースに進みましたね。

 May J.さんや難波さんもそうですけど、個人的にはZeebraさんのイメージのギャップがすごかったです(笑)。

May J.:確かに(笑)。でも、私の曲だから、あえてああいう感じにしていると思うんです。本当に私にとってはお兄ちゃん…というよりお父さんみたいな感じの存在で(笑)、すごく優しくしてくださっていて。リリックに関しても、私のリスナーは私と同世代の人が多いっていうのをわかっていて、その人たちの背中を押すような内容を書いてくれましたし。

 難波さんとは、以前に面識は?

May J.:ミーティングの時がはじめてだったんですけど、最初から波長がばっちりですぐに意気投合しました。普段は“難波さん”じゃなくて“ナンちゃん”って呼んでいるくらい(笑)。ナンちゃんも本当にお兄ちゃんみたいな感じで、すごくアグレッシヴというか情熱的な人ですね。今回は私の曲に参加していただく形だったので、“音楽業界の大統領”みたいなZeebraさんと(笑)、ナンちゃんの2人を私がちゃんと引っ張っていけるのか心配もあったんですけど、2人とも優しくサポートしてくださって、最後までやりとげることができました。

 「FYI」は、今までのMay J.さんにはなかった、新しい曲ですね。

May J.:でも、逆にずっと自分の中に秘めていた曲でもあるんですよ。今までに見せたことのないMay J.のカラーを今回のアルバムで見せたいというところからタイトルを“Colors”にしたんですけど、何かに対して怒っている曲をつくりたいっていうところからはじまっていて。“あんたなんかもうらない!”っていう、強気な女の子をこの曲でガツンと歌いました。サウンドもエレクトロ調だし、声にも加工が入っていて、洋楽をかなり聴いて研究して、すごくこだわってつくった曲なので、カッコよく仕上がっていると思います。

 歌詞の内容はトラックを聴いて、パッと出てきた?

May J.:そうですね。曲調がすごく強めな感じだったので、今までみたいな歌詞じゃなくて、少しトゲのある面白い歌詞にしたかったんです。“FYI”っていうのは“For Your Information”の頭文字で、“先に言っておくけど”みたいな意味なんです。“LOL=(笑)”とか“OMG=Oh My God”とか、頭文字で略するのが流行っていて、“FYI”も友達同士でよく使うんです。すごく強気なイメージが湧いてくる言葉なので、このタイトルにしました。

 歌う上で特に意識した点などはありましたか?

May J.:怒りとか抑えちゃうタイプなので、普段はあまり人に怒ることがないんですよ。ただ、自分の中ではそれをすごく出したいという気持ちもあって。だから、それをこの曲にぶつけようと思って、今まで溜めてきたフラストレーションを一気に出せたと思います(笑)。ただ、曲がすごくカッコいいし、トゲがあるので、歌い方を今までと少し変えなきゃいけなかったので、それが少し大変でしたね。歌うキャラをつくるっていうのが。でも、時間をかけていろいろ試して、またそこで新しい自分のキャラを見つけられたんじゃないかなと思っています。

 「君のとなりに」は、作詞/プロデュースに松尾潔さん、作曲に久保田利伸さんを迎えていますね。

May J.:松尾さんとは以前のアルバムでも何曲か一緒にお仕事をさせていただいていて、他の方のライヴなど行く時にちょくちょく声をかけてくださっていて。以前、ご一緒した時に私が「久保田さんは音楽の神様です」って言ったのを覚えていて、久保田さんにお話をしてくださったみたいなんです。そうしたら久保田さんもすごく興味を持ってくださって、作曲をしていただけることになって。久保田さんは、私が本当に憧れているアーティストのひとりなので、一緒にお仕事ができるっていうのが、すごくうれしかったです。

 楽曲を最初に聴いた時の印象は?

May J.:デモが届いて、久保田さんの声で入っていたんですけど、それを聴いて“ワー”ってテンションが上がって(笑)。洋楽テイストで、歌い方も日本人がつくったものではないような雰囲気があって、それが自分にものすごくヒットしたんです。歌の入れ方が、フリーに歌えそうなフロウになっていて“こういうのが歌いたかった!”って。松尾さんが書いてくださった歌詞も、シリアスなラヴ・ソングというか、“ラヴ”といっても“2人のラヴ”だけじゃなくて、“ユニバーサルなラヴ”も歌っていて、すごく深い内容なんです。松尾さん自身の思いもすごく詰まっていて、“この部分は、こういうストーリーからきているんだ”とか、すごく丁寧に説明してくださいました。みんなを包み込むような愛を感じさせる温かい曲なので、優しい気持ちで歌いました。

 表題曲の「Colors」は短めで、インタールード的な役割も担っていますね。

May J.:そうですね。アルバムでは毎回1曲、自分で作詞作曲をして、ピアノで弾き語りをした曲を入れさせてもらっているんですけど、今作はこの曲がそれにあたっていて。今までは、家のピアノでパッと浮かんだものを弾いて歌っていたんですけど、今回は少しグレードアップしようと思って、スタジオに入って一音一音すごく考えながらつくったので、自分が作詞作曲したものの中では一番の自信作になりました。“Colors”というタイトルに込めた思いをこの曲ですごく感情的に歌っています。

 “Colors”に込めた思い、意味を改めて教えてください。

May J.:3つあって、ひとつは“ひとつのジャンルにとらわれたくない”っていう気持ち。デビュー当初はR&Bだけだったんですけど、最初の方で話したように、「Garden」を歌ってからいろんなジャンルに挑戦したいという気持ちが生まれてきたので、R&B、ヒップホップ、ハウス、エレクトロ、ソカ、ロック…本当にさまざまなジャンルに挑戦したいという気持ちというのがひとつ。次が“いろんなシチュエーションの曲を歌いたい”という気持ち。たとえば“ラヴ”を歌うにしても、ケンカ中だったり、ラヴラヴだったり、出会ったばかりのドキドキ感だったり、いろんな形を表現したいという意味での“Colors”。最後が、自分のバックグラウンドというか。日本だけじゃなくて、イラン、スペイン、ロシア、イギリス、トルコ…そういった自分のバックグラウンドを活かした曲をつくりたいなと思って。今作で言うと「My Pride」がそれにあたっていて、中近東や東洋の雰囲気が入り混じった、ちょっとオリエンタルな曲になっています。今作は本当にいろんな“Colors”が詰まっていて、ジャンルもいい意味でバラバラだし、1曲目では“ONE MORE KISS”って言っているのに、2曲目では“もうキスなんかいらない”って言っていたり(笑)、気持ちの変化が激しくて、聴いていて飽きないと思います。いろんなシチュエーションの曲が入っているので、自分の経験と重ねて“こういうのってあるよね”とか、共感しながら楽しく聴いていただけたらうれしいですね。

 今年はデビューから5周年を迎える年ですが、それにまつわる何か特別な企画などは?

May J.:“特別な何か”というのは、まだ考えていないんですけど、5月13日に赤坂BLITZで一夜限りのワンマン・ライヴをやります。

 そこに向けての準備は?

May J.:今回のアルバムを中心にやろうと思っていて、もちろんコラボも観られると思うし、今作に収録されている「Super Star」はすごくダンサブルな曲で、ライヴで踊りながら歌うのを意識しながらつくった曲なので、ダンスもたくさん見せたいと思っています。DVDの方に、去年、私がはじめてやったワンマン・ライヴの様子が収録されているので、雰囲気をつかんで楽しみにしていてもらえたらなと思います。5月のライヴまでにこのアルバムを聴き込んでもらって、一緒に歌えたらいいなと思っているので、ぜひ遊びにきてください!


INTERVIEW:Shinji Takemura


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MEGARYU http://www.beatfreak.jp/interview/14130/ http://www.beatfreak.jp/interview/14130/#comments Wed, 07 Jul 2010 03:00:06 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=14130 『メガ・ベスト〜我流全集〜』を7月7日にリリース! 心で聴く【心DISC】、体で聴く【体DISC】の2枚組。さらにMEGARYU初のDVD付き形態も!!]]> 01_MEGARYU_610350
L to R:MEGA HORN, RYU REX

ダンスホール/ラヴァーズ/ルーツなど、さまざまスタイルを変幻自在にこなすレゲエ・デュオMEGARYUが、初のベスト・アルバム『メガ・ベスト〜我流全集〜』を7月7日にリリース! 心で聴く【心DISC】、体で聴く【体DISC】の2枚組。さらにMEGARYU初のDVD付き形態も!!


 MEGARYU初のベスト・アルバムがリリースされますが、どんな気持ちですか?

RYU REX:2人でライヴをはじめてから10年。これを期に振り返ってみると、いろいろなことがありましたね。出会いや経験、失敗などなど…そんな事を思い起こさせてくれる作品になってます。まさかベスト・アルバムを出せるなんて10年前は思ってもいなかったですから(笑)。今までMEGARYUと共に歩んでくれたみなさんには軌跡を感じ、曲ごとの思い出にひたってもらって、はじめてMEGARYUの曲を聴く人には、自分で言っちゃいますけど(笑)“美味しいベスト”になってますんで、これを期に聴いてもらいたいです。

 メジャー・デビューから6年、前身のマグニチュードから数えると結成10年になりますが、このタイミングでのリリースには、何か特別な意味が?

RYU REX:昔から漠然と「100曲くらいある中から選ばないと、ベストっぽくないよな〜」なんて話していたんですよ。それで“いろんな思いを込めた、いろんな色の曲をどんどんつくって、その中からチョイスしよう!”って。それが偶然、10周年的なタイミングと重なった感じですね。それにしても、100曲の中から絞る難しさは想像してなかったです(笑)。

 選曲するにあたって、大きな基準になったのは?

RYU REX:“自分たちだけで選曲するのも、なんだかな〜”って思ってたんですよ。そんな時に“ファン投票”っていうアイデアが浮かんで、“みんなでつくろうメガ・ベスト”的なスローガンが生まれたんです。そこで5月にリリースしたシングルに『ベスト・アルバム選曲応募券』を入れたり、ネットで募集したりして。それを基準に、自分たち自身も入れたいと思う曲を追加していって完成させました。シングルの応募券で応募してくれたみなさんの名前は、クレジットとして掲載されています。

 個人的に“この曲は絶対にハズせない!”という曲はありましたか?

RYU REX:そういう感覚とは少しちがうんですけど、「夜空に咲く花」がなかったら、ちょっと怖かったかも。それとニューヨークでレコーディングした「タフなハート」か「ROOTS」のどちらかは入れたかったですね。あと、少し寂しいなと思ったのが、「ぶっちゃけ」、「OPGの法則」、「アツアツで居て欲しい」、「カンチGUY」みたいな面白い曲が、あまり選ばれなかったことかな。

 タイトルは、ストレートにきましたね。そのタイトルが大きく書かれたジャケットも、シンプルながら目を引きます。

RYU REX:シンプル・イズ・ベスト! ですね。初のベストなんで、インパクト&シンプルで即決定しました。この文字は矢野きよ実さんに書いていただいているんですが、デビュー当時からとてもお世話になっている方で、俺たちのお姉ちゃん的存在なんです。厳しくも温かくて優しい。矢野さんの前では、俺たち大人しいですよ(笑)。そんな矢野さんといつか何かでコラボしたいとずっと思っていて、初のベストということもあり、今回実現しました。この文字、で〜れ〜いいんだわ〜(笑)。

 心で聴く【心DISC】と体で聴く【体DISC】にわかれているのが、MEGARYUならではだなと感じました。

RYU REX:DJとシンガーのコンビネーションで曲をつくってきたので、【心DISC】と【体DISC】にわけるというアイデアは、すごく自然に生まれました。今までは収録曲の流れで曲順を決めてきたんですが、今回はどうせ2枚組なら、それぞれのシチュエーションで聴く人が選んで楽しめるものにしたいなと思って。恋人とドライヴに行ったり、友人とコンパしたり、遊びにいく時には【体DISC】、ガールズ・トークやなにかにつまずいている時には【心DISC】…そんなベストどうでしょう!?

 曲順は、ほぼ年代通りに並んでいますが?

RYU REX:今までリリースしたアルバム曲が、いいバランスで入っているので、変にいじるよりもシンプルに年代の若いもの順にしました。歌い方や声、音の変化がわかりやすくなっていると思います。

 初コラボ作品となった最新曲2曲も収録されていますが、それぞれの曲にはどんな思い入れが?

RYU REX:「LOVE A LOVE」は、SEAMOさんとの念願のコラボで、スリリングかつ最高でした。まずは居酒屋で曲の世界を語ってスタートし、その後、いろいろ構築してつくりあげました。レコーディングはスタジオに行って、アドリブで歌い合ったんですけど、セッションみたいで面白かったですね。内容としては、野郎3人で歌うからには、バッチリ男目線でストレートに女性に贈りたかったので、相手に対して“求める気持ち”じゃなくて、“与える気持ち”を音にしています。世の中の仕事一直線な人! 彼女や奥さんに贈ってあげてください。理解されなくても、届けたい気持ちを抑えきれませんね。

 「メロディーのようなLIFE」には?

RYU REX:ポジティヴで力を与えられる曲をつくりたくてスタートしました。コラボしているMetisとは、ライヴ・イベントでよく一緒になるので、Metisのステージ中に脇で雰囲気を感じながら曲のイメージをふくらませました。曲の中で、3人のMetisの声を感じられると思います。今年の夏のイベントでは、SEAMO、Metisと一緒になれば、もちろん歌いますよ!

 はじめてDVD付き形態もリリースされますが、ズバリDVDの見どころは?

RYU REX:「ETERNAL LOVE」の若さと服のデカさ! 「夜空に咲く花」の衣装は、すべて家の裏の店で買った“近所スタイル”なので、そこを(笑)。真面目に話すと「電光石火のごとく」は、ツアー・ライヴ映像を使っているので躍動感が満載だし、「LOVE A LOVE feat. SEAMO」は、アダルトな感じがGOOD! それと「ETERNAL LOVE」、「アゲアゲハリケーン」、「Day by Day」、「歌にして贈る言葉」、熊田曜子さんが出演してくれた「朝顔のように」は、全部俺たちの地元・岐阜で撮影しているので、岐阜の自然を感じてもらいたいですね。

 映像で振り返ることによって、より鮮明に思い出されることがあると思いますが、当時の撮影エピソードで思い出したことはありますか?

RYU REX:「アゲアゲハリケーン」は、撮影前日に大阪で朝までライヴして、そこから岐阜のキャンプ場にインしたんですよ。「ETERNAL LOVE」は長良川の花火大会の日で、屋台の人たちが準備をしている時に撮影を開始して、屋台の人たちが片付けしている時間に撮影が終了して…花火を見たかったなぁ(笑)。それと「MHz〜メガヘルツ〜」は「金八先生」のオープニングと同じ荒川で撮ったし、「Day by Day」は岐阜の公園で撮ったんですけど、肌露出系のレゲエ・ダンサーが70人も朝からいて、えらい雰囲気になっていましたね(笑)。どの撮影も、すごく記憶に残っていますよ。

 この夏もさまざまイベントに出演され、さらに9月からは全国ツアーが決定してますが、それぞれにかける意気込みは?

RYU REX:去年よりもよりアグレッシヴに、そして会場全体で楽しめて、感動させられるステージにしたいです。心で聴く時間、そして体で聴く時間。とにかく来てくれた人みんなと音楽でリンクしたいです。もちろん、自分自身が一番楽しみます!

 さまざまなアーティストの方たちと共演するイベントと、2人でまわるツアーとでは、さまざまな面でちがいがあると思いますが、特にどんな場面で感じますか?

RYU REX:ツアーはケータリングが独り占め! そんなこともありますが(笑)、一番は持ち時間ですね。ツアーではオープンからクローズまで“MEGARYUワールド”なので、自由自在につくることができて面白いです。ライヴ中の曲の流れも、いろんな変化球や直球を投げれるし、けん制もできますからね。イベントだと、その短縮&凝縮ヴァージョンみたいなもので、いかに与えられた時間の中で“MEGARYUワールド”をつくりだして、楽しんで感じてもらうかがテーマです。だけど今までいろんなイベントに、たくさん出演させてもらったんで、そのスリリングさが今では楽しみです。それと最近では、積極的にバックステージで出演者のみなさんに挨拶してます。そのリンクのありがたさとか、面白さを最近では特に感じてます。出会いから生まれる力って果てしない!

 最後にファンの方へのメッセージをお願いします。

RYU REX:みなさんのお陰でここまで来られています。ありがとうございます。そして、まだまだ音楽と向き合い進み続けます。応援よろしくです。そしてMEGARYUと知り合ったすべての人が昨日より今日、今日よりも明日ポジティヴに強く過ごせるように、これからも歌を歌い続けます。TUFF VIBES, LOVE!! いつか会いましょう!!


INTERVIEW:Shinji Takemura


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May J. http://www.beatfreak.jp/interview/5738/ http://www.beatfreak.jp/interview/5738/#comments Fri, 19 Feb 2010 05:20:34 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=5738 『for you』をリリース! May J.が目指す音楽とは? そしてMay J.がリスナーに対して思うこととは?]]> 01_MayJ_350610

愛と元気を届けてくれるアーティスト、May J.が、2月17日、“Love, Peace, Sunshine”をテーマにしたニュー・アルバム『for you』をリリース! May J.が目指す音楽とは? そしてMay J.がリスナーに対して思うこととは?


 2月17日にサード・アルバム『for you』がいよいよリリースされますが、制作はいつぐらいからはじめたんですか?

May J.:制作は去年の7月からはじめました。去年の5月にアルバムを出して、まだ9ヵ月しか経っていないんですが、『FAMILY』というアルバムを通して“すごく元気をもらった!”という声をたくさんいただいたんです。私はずっと“私の音楽って何だろう?”って探しているんですが、何かひとつ見えた気がしたんですよね。私の音楽でいろいろな人を元気にしていきたい、みんなのために歌いたいって気持ちがすごく強くなって。そのストレートな気持ちを『for you』というタイトルに込めました。

 今作は全曲を通して“愛・平和・光”を強く感じるのですが、この部分は意識して制作していった?

May J.:そうですね。今回はアルバムをつくるにあたって、最初からコンセプトを設けてつくりたかったんです。今までコンセプトを設けたことがなかったので、はじめての挑戦だったんですけどね(笑)。

 コンセプトを設けるって逆に難しくなかった?

May J.:確かにそうかもしれないですね。でも、やっぱりメッセージを伝えたい、ストレートに伝わってほしいって気持ちが強いので、わかりやすくするためにもコンセプトを設けようと思いました。

 1曲目の「Be mine 〜君が好きだよ〜」と2曲目の「I’m yours」にはひとつのストーリー性を感じるんですが、楽曲制作において重視したポイントは?

May J.:実はこれって2曲ではなく4曲が連動してるんですよ。まず、「Be mine 〜君が好きだよ〜」では、女の子が告白する直前のドキドキした気持ち。2曲目の「I’m yours」では、告白が成功した女の子の小さな幸せを描いているんです。そして9曲目の「WISH」では、彼と素敵な時間を過ごしている女の子が、いつまでもこのピュアな時間を過ごせたらいいなって思う願い。最後の10曲目の「手をつないで」では、この人と一生歩んでいきたいという決意と一緒にヴァージン・ロードを歩いている姿を想像しているんです。最初は不安からはじまるけど、最後はハッピーエンドで終わるみたいな。みんなに夢を与えられるような曲というのがひとつのテーマにもなっているので、この4曲を聴いてハッピーな気持ちになってもらえたらうれしいですよね。

 この4つのストーリーを2曲ずつ離した意味は?

May J.:ラヴだけで成立しちゃうものつまらないと思って。だから、ストーリーとストーリーの間に“友情”だったり“自分探しの旅”を織り交ぜて、最後に「手をつないで」に到達する感じですね。実はこのアルバムを制作するにあたって、もうひとつのコンセプトを設けていて。去年の夏にたくさんのライヴをしてきたんですが、そこで感じたことを今回の『for you』で表現しているんです。だから、ライヴでも成立するような曲順、曲調、歌詞は意識しているんですよね。そういった意味で、連続したストーリー展開にはしなかったのかもしれません。

 全曲を聴くと確かにライヴを意識したというのはわかりますね。

May J.:これがライヴになるとまさにこの流れですね。あと3曲目の「My Sunshine」という曲は、沖縄をイメージして書いた曲なんです。去年、はじめて沖縄でライヴをやったんですが、お客さんのパワーがものすごくて(笑)。私も負けたくないと思って、みんなに無理矢理タオルを回してもらったんですが、テンポが全然合わなかったんです。だから次のアルバムでは、みんなでタオルを回せるような盛り上がる曲をつくりたいっていう気持ちが強くて。その思いからでき上がった曲なんです。

 盛り上がると言えば、7曲目のTHE BOOMのカヴァー楽曲「風になりたい」も一気にテンションが上がりますよね。

May J.:この曲自体を聴いたのって、小学校の高学年の時だったかな。学校のみんなと一緒に覚えたんですが、とにかく盛り上がったのを覚えています。この「風になりたい」という作品は、みんながひとつになれて、さらにポジティヴになれる楽曲だと思うんです。だから、ぜひカヴァーさせていただきたいなって。私がカヴァーすることで、もっと若い人たちにこの曲の素晴らしさを伝えられたらいいですよね。

 この「風になりたい」でCHRIS & BUZZER BEATSをフィーチャリング・アーティストに迎えたきっかけは?

May J.:今回の「風になりたい」のMay J.ヴァージョンは、クラブでも流せるようなラフな楽曲にしたかったんです。BUZZER BEATSさんはヒップホップが得意なので、そういった思いとリンクするかなって。それとCHRIS君はラッパーなので、この曲にラップを入れればもっとリズム感のあるものになると思ったんです。みんなで一緒にレコーディングしたんですけど、ものすごく盛り上がりましたね。今からライヴをするのが楽しみだし、この曲をカヴァーできて本当に良かったと思いました。

 ライヴを意識するという意味では、12曲目の「ありがとう」はラストを飾るにふさわしい作品ですよね。

May J.:そうですね。この楽曲はみんなへ向けての気持ちですから。ただ、この曲は私がデビューからずっとテーマにしている“出会いと別れ”も意識しているんですよね。今まで出会ってきた人たち、そのすべての人たちがいたからこそ今の私がいると思うし、“今は一緒じゃなくてもありがとう”っていう気持ちを歌っています。この曲を聴いて、出会った人、そして別れた人に対しても“ありがとう”という気持ちになってもらえたらすごくうれしいです。

 5月には初のワンマン・ライヴ・ツアーが決定していますが、いつも以上に気合いが入りますよね。

May J.:気合い入りますねぇ。今年でデビュー4年目になるんですが、本当にはじめてのワンマンですから。みんなが満足できてハッピーになれるようなライヴを目指したいですよね。ファースト・アルバムのダンサブルなMay J.、そして歌詞でも伝えるMay J.の二面性を見せられればと思っています。実はすごくプレッシャーを感じているんですよ(笑)。


INTERVIEW:Hiroyasu Wakana


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メガマソ http://www.beatfreak.jp/interview/5613/ http://www.beatfreak.jp/interview/5613/#comments Tue, 16 Feb 2010 13:52:58 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=5613 「MEMORIES」をリリース! 古き良きヴィジュアル・シーンの歴史を感じさせるサウンドと切ないリリックに注目!!]]> 01_メガマソ_350610
L to R:Gou(b)、インザーギ(vo)、涼平(g)

心に突き刺さるリリックとキャッチーなメロディを武器に、日本のみならず海外でも高い評価を受けるメガマソが、1月27日、セカンド・シングル「MEMORIES」をリリース! 古き良きヴィジュアル・シーンの歴史を感じさせるサウンドと切ないリリックに注目!!


 セカンド・シングル「MEMORIES」が発売になりましたね。今回の作品の構想というのは?

涼平:今回はシングル用に書いた曲というよりは、たくさん曲を出してその中からみんなで選んで決めました。メジャー・ファーストの「chimes」は明るいポップな曲の王道なんですけど、この曲をつくったときのイメージとしては、メガマソで支持されている曲調の中にちょっと切なさをプラスして、マイナー・コードで疾走するイメージで、“最高、最強の曲をつくろう!”と思ったのがこの「MEMORIES」なんです。

インザーギ:もう単純に、曲が良かったから決めたって感じだよね。

Gou:メロディにしろ、雰囲気にしろ、全体がすごいオシャレだなぁと思って、すぐにピンときました。

 「chimes」と同じく、今回の詞に関しても女の子目線ですよね。

涼平:それはたまたまです。シングル候補だった曲は男の子目線の曲でしたし、僕は女の子目線の曲ばかり書いているわけではないので。自分は男なんですけど、昔は実体験があまりない状態で詞を書いていたんですね。だけど、最近は自分が感じてきたこととか、そういう部分が現れてもいいんじゃないかなって思っていて。そういう部分が「MEMORIES」の歌詞の中に出てきているから、主人公の女の子がもしかしたら意外と男っぽい性格を重ね合わせて持っているのかもしれませんね。

 演奏面に関しても本当にドラマティックな展開の中、3人の良さがありつつもひとつにまとまっているなっていう部分で、妙に納得してしまったんですが。

涼平:でも本当にそうだよね。3人のバランスがきれいにはまった1曲かなと。

Gou:聴きどころとしては、単純にベース・ラインですね。ラインがすごくおもしろいっていうか、耳につく感じのラインになっているので。

インザーギ:今回は自分で考える時間が結構長かったですね。ストレートで切ない曲だったので、勢いだけではどうにもできない部分とか、歌詞をどれだけ感情移入させて訴えられるかっていうのをかなり考えました。

 インザーギさんが作詞・作曲した「sweet change」も入ってますが、今回の曲に関してのイメージは?

インザーギ:僕らがメジャー・デビューしたあとにはじめてレコーディングした曲が、この「MEMORIES」の中に入っているんです。だから、今の心境やファンに向けたメッセージだったり、今までつちかってきたことだったり、そういったものをテーマに書きましたね。

 とてもファンを大切にしながら活動をしているバンドなので、ファンの方はライヴで聴いたらすごくうれしい1曲なんだろうなと思いつつ、はじめてのリスナーが手にとってみても、すごく素敵なストーリーだなって。

涼平:演奏はスッキリ目にしているんですよ。僕の中でのイメージは、ギターは伸びやかに弾こうと思って。

Gou:俺も伸びやかに弾いてますね。

涼平:僕はアレンジ渡されたときに浮遊感をいかしたいなって思いましたね。ベース・ソロなんて一番そういう感じだよね。

Gou:ベース・ソロ以外は伸びやかに弾いていたけど、ベース・ソロは“ジャジャジャーン!”って感じかな。

インザーギ:わかんないよ!

Gou:背伸び、背伸び!!

涼平:すみません、Gou語録なんで気にしないでください(笑)。

Gou:伸びやかと背伸びを掛けたのに!

 そして通常盤に入る「クンクタトル乱舞」ですが、メガマソは裏切らないなぁって感じですね。

涼平:ありがとうございます! 僕も曲をつくりながら演奏している3人の情景が浮かんできましたから。僕たちはメジャーというフィールドに上がっても、キバだけは研ぎすませないといけないと思っていて。で、それを聴いているファンの子たちももう1回自分の感性を一緒に研ぎすまそうぜっていう思いも込めています。

Gou:俺は自分のプレイっていうよりも、インザーギの声とこの曲が見事にはまっているなって。

 古き良き時代のヴィジュアル系要素があるにも関わらず、歌が入ると全然新しいものに聴こえますよね。この感覚はメガマソでしか味わえないなと思います。

インザーギ:今回の表題曲は切ない切なさ、カップリングは甘い切なさ、そして3曲目は激しい切なさっていう感じで、歌詞が全部すごく切ないんですよ。この激しい曲では、ちょっとわからないかもしれないけど、歌詞の内容は切なくて。ただの“頑張っていこうぜ!”ではなく、“マイナスな君たちが最終的には勝っちゃうんだよ”みたいなところもすごくいいし、激しい切なさを武器に変えていこうよっていうパワーをね、この曲に詰め込んだ感じです。

 春にはアルバム・リリース、そして全国ツアーが控えていますね。

涼平:アルバムの曲も全部かっこいい曲だらけなので、楽しみにしていてください。そして音源聴いたらぜひライヴに来てほしいですね。これからもかっこいいメガマソを見せ続けますよ!


INTERVIEW:Wakana Takahashi(Cure)


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AVCD-31789
¥1,050(tax in)

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