beat freak|エイベックスの無料音楽情報「ビートフリーク」 » し http://www.beatfreak.jp beat freak|エイベックスの無料音楽情報「ビートフリーク」 Fri, 15 Jul 2011 08:00:47 +0000 http://wordpress.org/?v=2.8.6 ja hourly 1 ジョナサン・ウォン http://www.beatfreak.jp/interview/23448/ http://www.beatfreak.jp/interview/23448/#comments Tue, 14 Jun 2011 05:14:50 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=23448 「君は薔薇より美しい」で待望の日本デビュー! ‘79年に大ヒットした名曲を大胆に、そしてさわやかにカヴァー!!]]> 01_JonathanWong_610350

‘09年に香港でデビューし、あらゆる新人賞を総ナメにしたジョナサン・ウォンが、6月15日にリリースされる「君は薔薇より美しい」「で待望の日本デビュー! ‘79年に大ヒットした名曲を大胆に、そしてさわやかにカヴァー!!


 どんな音楽を聴いて育ったんですか?

ジョナサン・ウォン:お父さんもお母さんも音楽好きで、家にはいつも音楽が流れていました。広東ポップやイギリスのロック…ザ・ビートルズ、クイーン、ローリングストーンズとか。あとは時々、クラシックも流れていたので、自然とそういった音楽が耳に入ってきていました。

 高校時代アメリカに留学したそうですが、これは音楽の勉強のため?

ジョナサン・ウォン:いえ、特に音楽のためというわけではなく、両親の“いい大学に進んでほしい”という願いからです。この辺は日本も同じだと思いますけど(笑)。それで15歳の時にアメリカのボーディングスクール(寄宿制学校)に入って、そこでいろんな国籍の友達がたくさんできました。学校生活を彼らと一緒に過ごすうちに影響を受けて、演劇やダンス、そして音楽に興味を持ちはじめて真剣にやるようになったんです。

 ‘09年には香港でデビューして、多くの新人賞を獲得しましたが、自分のどんな努力が実を結んだと思いますか?

ジョナサン・ウォン:自分の頑張りもそうですけど、何よりも力になったのが、身近にいる友達の応援やファンの方の応援です。それと、自分はラッキーだったなというのも感じます。

 昨年5月、セカンド・アルバムをリリースした時に、日本デビューを発表しましたが、日本デビューは目標のひとつだったんですか?

ジョナサン・ウォン:もちろん。でも、こんなに早く日本でデビューできるとは思っていませんでした。香港でデビューしたばかりの時は、次に進出するのは台湾か中国の南…もっと香港に近い地域だと思っていましたから。でも、日本デビューのお話をいただいて、チャレンジするなら少しでも早い方がいいだろうという気持ちと、せっかくいただいたチャンスを無駄にしたくないという思いから決心しました。

 日本の印象はどうですか?

ジョナサン・ウォン:日本に来たのは震災の後で、まだそれほど日が経っていないんですけど、最初に感じたのは“日本人は強い人たちだな”と。僕は香港で、あの地震の映像を見たんですけど、あれから何ヵ月も経っていないのに、みなさん普段通りの生活をしていて。本当にすごいなと思いました。

 生活習慣や食事の面などでは、どうですか?

ジョナサン・ウォン:日本に来る前に香港で日本料理を食べたり、習慣について少し勉強していたんですけど、実際に生活してみると“玄関で靴を脱ぐ”っていうのがいまだに慣れません(笑)。それと食事で驚いたのが、ラーメンを食べる時に“ズルズルッ”って音を立てるところですね。香港では、いい顔をされないので。だから、みなさんも香港に行った時には気をつけてください(笑)。

 日本デビュー曲「君は薔薇より美しい」は、日本で30年以上前に大ヒットした楽曲ですが、そのことはご存知でしたか?

ジョナサン・ウォン:最初はそのことを知らなくて、曲を受け取った後に聞きました。それでオリジナルを映像で見せていただいて、その歌い方や曲の素晴らしさに衝撃を受けたんです。それまで“日本デビュー”ということに対しては、それほどプレッシャーを感じてはいなかったんですが、“デビューでこの歌を歌わせていただく”ということにプレッシャーを感じてしまいました。

 歌詞の意味を理解するのは難しい?

ジョナサン・ウォン:日本語の勉強は、日本デビューが決まってから毎日勉強しているんですが、日本語は難しいです。この歌詞も、先生と一緒に勉強しながら1文ずつ理解していきました。これはすごく大事なことで、意味をわからないで歌っていても、本当の意味で“歌っている”とは言えないと思うんです。歌詞の意味を理解してこそ、本当に歌えるというか。だから、早く日本語をペラペラにしゃべれるようになりたいです。

 歌う上では、どんなところを重視しましたか?

ジョナサン・ウォン:この曲に限ったことではないんですが、歌を歌う上で大事なのは“楽しむこと”だと思っています。バラードや悲しい歌でも。お客さんには、僕の歌う姿が見えます。その時、歌っている僕が楽しそうにしていないと、聴いているみなさんも楽しくないと思います。だから僕は歌を歌う時、お客さんも自分も楽しむことを一番重視しています。

 香港時代はバラードやR&Bが多く、ポップスはあまり歌っていませんでしたが、今回、歌ってみてどうでしたか?

ジョナサン・ウォン:僕はまだ新人なので、勉強することがたくさんあります。だから、いろんなジャンルの音楽に挑戦するのはいいことだと思っています。この曲は香港にはあまりないタイプの曲で、すごく新鮮でした。先日、日本でデビュー・コンベンションをやらせていただいたんですが、それ見た香港のマネージャーからは“今日のコンベンションは今までで一番のパフォーマンスだった。このスタイルはあなたに合っている”と言ってもらいました。

 ミュージック・ビデオも撮影していますが、香港と日本とで、撮影の仕方などにちがいはありましたか?

ジョナサン・ウォン:全然ちがいますね。この曲のミュージック・ビデオを撮る時、台本のようなものがありましたが、香港だとそういうのは一切ありません。ディレクターやプロデューサーと一緒にセットを見て、その場で決めてほとんどアドリブのような感じで撮影しますから。だから、日本はすごくキッチリしているなと感じました。それはミュージック・ビデオの撮影だけでなく、曲のプロモーションにしても。たとえば、日本ではひとつの曲に対して、服やスタイリング、曲づくりなど、数ヵ月の時間をかけますが、香港では2週間くらいです。

 カップリングの「僕がいる」は、温かさを感じさせるバラードですが、この曲を最初に聴いた時の印象は?

ジョナサン・ウォン:最初にデモを聴いた時、佐伯(youthk)さんの声が入っていたんですけど、僕の声に似ているなと思いました(笑)。でも、そのおかげで、曲の感じをすごくつかみやすかったです。ただ、今までの僕の曲とはかなりちがいますね。香港時代の曲は3分くらいの曲がほとんどで、長くても4分くらい。この曲は5分ありますから。だから、そういう意味では、チャレンジの曲でしたね。

 この楽曲のどんな部分が気にいっていますか?

ジョナサン・ウォン:ブリッジの部分です。メロディとピッチが複雑で、最初はどう歌えばいいのか全然わからなかったんですが、歌い方をつかんでからは一番好きなパートになりました。

 この楽曲では、包容力のある男性が描かれていますが、どんなところに共感しましたか?

ジョナサン・ウォン:僕も、この男性のようなタイプなので、共感するところは多いです(笑)。タイトルでもある“僕がいる”っていうのは、本当にずっと側にいることじゃなくて、“心が一緒にいること”だと思っています。相手の側にいることも大事ですが、本当に大事なことは相手をいつも思う心。心と心でつながっていることだと思います。

 最後に、理想のアーティスト像を教えてください。

ジョナサン・ウォン:“愛を伝える”アーティストになりたいです。人は時々、激しい怒りに包まれたり、感情的に悪い方向に向かってしまうことがあると思うんです。でも、愛に包まれていれば、そういう感情は薄れると思うので、世界を愛で満たしたいです。バラードやラヴ・ソング、ダンス・ミュージックなど、いろいろな形で愛を伝えていきたいと思います。これから、みなさんが幸せになれるような曲をたくさん歌っていきたいと思っているので、応援よろしくお願いします。


INTERVIEW:Shinji Takemura


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「君は薔薇より美しい」
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JAMOSA http://www.beatfreak.jp/interview/23232/ http://www.beatfreak.jp/interview/23232/#comments Fri, 29 Apr 2011 03:00:33 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=23232 『SKY』をリリース! 大ヒット曲「何かひとつ feat. JAY’ED & 若旦那」をはじめ、彼女らしいポジティヴさと新しいチャレンジにあふれた全11曲を収録!!]]> 01_JAMOSA_610350

5月11日、JAMOSAが約2年ぶりとなるオリジナル・アルバム『SKY』をリリース! 大ヒット曲「何かひとつ feat. JAY’ED & 若旦那」をはじめ、彼女らしいポジティヴさと新しいチャレンジにあふれた全11曲を収録!!


 オリジナル・アルバムとしては、約2年ぶりのニュー・タイトルですが、今作はどんな作品に仕上がりましたか?

JAMOSA:今まで私の中で、“1年に1枚アルバムを出さなきゃいけない”という義務感があって、それをこなすのに精一杯になってしまっているところがあったんです。でも、この2年間は、いろんなアーティストさんとコラボをさせていただいたり、ツアーをやらせていただきつつも、考える時間を持てて、気持ちに余裕が出てきたんです。そんな時にふと空を見上げると“今日は雲ひとつないな”とか、“この時間はこんな色をしているんだ”とか、いろいろと感じることがあって。その中で“JAMOSAがこういう曲をやったら、どんな感じになるんだろう?”とか、曲に対するイメージもどんどんわいてきて、“この空と同じように、可能性って無限大なんだ”ということに気がついたんです。それで今作は“いろんなことにチャンレジする”という姿勢で取り組んでいて、結果として、ジャンルとか関係なく、本当に“グッド・ミュージック”ばかりが詰まったアルバムに仕上がったと思います。私は自分のリリースする音楽が、その時の自分を映す鏡のような存在になってほしいなと思っていて、この2年で自分が感じたことを、音楽を通してみんなに知ってもらって、“JAMOSAはこんなこともできるんだ”と感じてもらえたらうれしいです。

 その新しいチャレンジのひとつとして、今作にはJAMOSAさん自身が作詞作曲に関わっていない楽曲も収録されていますね。

JAMOSA:新しいチャンレジの一環として取り組んだんですけど、昨年の10月にリリースした「BOND〜キズナ〜」というシングルで若旦那さんとご一緒させていただいた時に、プロデュースもしていただいたんです。他のアーティストさんにプロデュースしてもらうのは、はじめてのことだったんですが、私と視点が全然ちがうところがすごく面白くて。そこから“他の人に書いてもらったら、どういう作品が生まれるんだろう”という気持ちがわき上がってきて、今作に取り入れてみました。

 実際に他の方が書いた曲を歌ってみて、いかがでしたか?

JAMOSA:難しいというか、扱いが慎重になりますね。他の人に書いてもらうということは、相手の人が私を信頼して届けてくれているということでもあるので、自分が書いたもの以上に重みを感じますし。それをどう表現するかっていうのは、納得がいくまで“ああでもない。こうでもない”って何度も歌い込んで解決していきました。

 “SKY”というタイトルは、最初の方でお話にあったように“空を見上げる”というところから?

JAMOSA:そうですね。私自身そうだったんですけど、みなさんも日常の中で、目の前のことにとらわれてしまって、余裕がなくなってしまうことってあると思うんです。でも、“空を見上げると、いろんなことに気付けるんだよ”って。それと“空を見て、上を向いてポジティヴに前進しよう!”というのが、このアルバムのコンセプトなので、“上を向こう!”という意味も込めています。

 アルバムの幕開けを飾る「何かひとつ」は、レコチョクで2冠を達成するなど、大好評ですね。

JAMOSA:この曲は『美咲ナンバーワン!!』というドラマの主題歌として制作したですけど、原作のマンガを読ませていただいて、主人公の持っている強い精神が、私だけでなく、若旦那やJAY’EDとリンクするものを感じて、“3人で一緒にやったら、ひとりでやるよりももっと面白いものができるんじゃないか”と思って、コラボさせていただきました。ドラマの主題歌を歌わせていただくのは、私自身はじめての体験だったんですけど、ドラマに出てくるキャラクター、それを演じる俳優さんたちが、“より輝くように”という思いを込めて制作しています。それが本当に活かされた楽曲になったと思うし、ストーリーとすごくリンクしていて、ドラマを見ていて曲が流れた時は、自分でも鳥肌が立っちゃいました(笑)。

 すごく人をひき付ける力を持った楽曲ですが、JAMOSAさんは歌っていて、この楽曲からどんな力を感じますか?

JAMOSA:歌うたびにカラーが変わる、不思議な力を持った楽曲ですね。歌詞もキャッチーで一度聴いたら忘れないし、“<何かひとつ>って何だろう?”って、いろいろと考えさせられるじゃないですか。その<何かひとつ>っていうのは、人によってちがうだろうし、その時その時で変わってくると思うので、自分を見つめ直すきっかけにもなる、鏡のような楽曲だなと感じています。

 「もしも願いが叶うなら」は、すごくポップな楽曲ですが、最初に聴いた時はどんな印象を持ちましたか?

JAMOSA:とにかく女の子らしい曲だなと感じました。みんな、いろんな願いがあると思うんですけど、女の子だったら“本当に大切な人と一緒にいたい”と願う子が多いと思うんです。その素直な気持ちが、“いないかもしれない”っていう不安じゃなくて、“一緒にいたいよね”って前向きに願う形で歌詞に表れているので、すごくポジティヴなラヴ・ソングになったと思います。

 「BEAUTIFUL WORLD」は、MONKEY MAJIKの「Around The World」をサンプリングしていますが、これは楽曲制作をしたAILIさんのアイデア?

JAMOSA:いえ、これはもともと何かをサンプリングした曲をつくろうというところからはじまっているので、私の方からリクエストしています。「Around The World」をサンプリング曲に選んだのは、たくさんの候補曲の中でも存在感が強かったし、すごくポジティヴだったので。でも、今回はチャレンジという面からも、そのリクエスト以外はAILIに全部お任せでお願いしました。

 AILIさんとの付き合いは長いんですか?

JAMOSA:長いですね。彼女がアーティスト活動をはじめる前から友達なので、もう10年以上の付き合いになります。だから、私がどう歌ったらカッコいいかとか、私の好きなキーやメロディをわかってくれているので、今作もリクエスト以上のものをつくってくれました。

 スピッツの「チェリー」をカヴァーしていますが、この曲をカヴァーしようと思ったのは?

JAMOSA:この曲はピースフルなのに、メロディはすごく切なくて、心に染みる不思議な楽曲だなと私は感じていて。そこにすごくひかれて、これをJAMOSAヴァージョンで歌ってみたいという気持ちから、今回歌わせていただきました。メロディが本当に好きなので、本番のレコーディングも“もう1回歌わせて”って言いながら20回くらい歌っちゃいました(笑)。

 カヴァーをするにあたって、特に重視したところは?

JAMOSA:アレンジがギターとホーンだけのすごくシンプルなものになっているので、自分の声のとても繊細な部分を表現するようにレコーディングしました。重視したという点では、言葉をひとつひとつ大切にするということと、自分の声を大切にすることですね。

 「ありがとう」は、両親に産んでくれたことへの感謝の気持ちをつづった曲ですが、どんなきっかけから生まれた曲なんですか?

JAMOSA:この曲の原型は、5年くらい前に描いたんですけど、当時、父が病気をして、“これでもう会えなくなっちゃったらどうしよう”とか、いろいろなことを考えたんです。上京して3年くらい経った頃で、両親とは離れて暮らしていて、頻繁に会えるわけではなかったし、面と向かっては言いにくいけど、とにかく“ありがとう”っていう気持ちを伝えたくて書いた曲です。世の中には、両親とあまり仲が良くなかったり、いろんな関係の人がいると思うんですけど、私たちがこうやって生きている、命があるっていうことに感謝するのは大切なんじゃないかなという意味で、みんなにも共感してもらえる楽曲だと思います。

 ご両親には、もう聴いてもらったんですか?

JAMOSA:いえ、まだです。改まって私から“聴いて”っていうのも、なんか恥ずかしいので(笑)。

 「BOND〜キズナ〜」は、昨年11月にリリースしたコラボ・ベスト・アルバム『LUV〜collabo BEST〜』にも収録されていましたが、今作にも収録したのはなぜ?

JAMOSA::もともとこの曲は“私と弟の絆”を歌った曲なんですけど、リリースしてから半年が経過する中で、この曲に参加してくれた若旦那をはじめ、ファンやスタッフ、いろんな人との絆を再確認したんです。それで、もう1回改めてみんなとの絆に感謝したいなと思ったし、今作の最後を締めるのにふさわしい曲だなと思って、収録させていただきました。

 この曲が一番最後というのは、最初の段階から見えていた?

JAMOSA:「何かひとつ」と「BOND〜キズナ〜」に関しては、最初と最後だなっていうのはありましたね。「何かひとつ」は“雲ひとつない空”っていうアルバム全体に通じるイメージがありましたし、「BOND〜キズナ〜」は穏やかで平和な夜というイメージがあったので、いろんな空の変化をこのアルバムを通してみせられたらなと思っていました。

 その他の曲の並びに関しては?

JAMOSA:前半に“JAMOSA、2年ぶりでこうくるか!?”という驚きを与えつつ、インタールードを挟んで、後半は“いつものJAMOSA”というのを感じさせる並びを意識しています。インタールードの「SKY IS THE LIMIT」は、フットボールのハーフタイムみたいな感じで、国歌のようなイメージがほしかったので、TAKAROTにリクエストしてつくってもらいました。

 今作の特設サイトも開設されましたね。

JAMOSA:みんなの願いを書き込んで、それを叶えようっていう趣旨なんですけど、“言霊”ってすごく大事だと思うんです。ただ願うだけじゃなくて、口に出したり、書くことによって、よりその願いが叶いやすくなる。なので、遠慮せずにどんどん書き込んでもらいたいと思います。今作は、本当に“元気になるサプリ”じゃないですけど、“JAMOSAを聴くと元気になるよね”って思ってもらえるような曲ばかりが詰まっているので、ぜひ聴いてみてください。そして、5月27日から、はじめてのワンマン・ツアーを開催します。みなさんに新曲を生で届けたいと思っているので、ぜひ遊びにきていただいて、心の栄養補給をしてください。これからもよろしくお願いします。


INTERVIEW:Shinji Takemura


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『SKY』
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GTS http://www.beatfreak.jp/interview/22513/ http://www.beatfreak.jp/interview/22513/#comments Fri, 01 Apr 2011 06:27:25 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=22513 『THE BEST 1996 - 2011』が、3月9日にリリース! デビュー曲「Through The Fire」をはじめとするクラブ・ヒット曲&新曲、あわせて全30曲を2枚のアルバムに収めた15年の集大成!!]]> 01_GTS_610350
L to R:Satoshi Hidaka, GEE, TURBO

日本が世界に誇るハウス・ユニットGTSのデビュー15周年を飾るベスト盤『THE BEST 1996 – 2011』が、3月9日にリリース! デビュー曲「Through The Fire」をはじめとするクラブ・ヒット曲&新曲、あわせて全30曲を2枚のアルバムに収めた15年の集大成!!


 今作は“デビュー15周年”を記念したベスト・アルバムですが、この15年を改めて振り返ってみて、いかがでしたか?

GEE:’95年に結成して、’96年に「Through The Fire」をリリースしたんですけど、その時は本当に記念盤的な感覚で。

TURBO:とりあえず1枚何かつくって、それを部屋に飾ろうみたいな(笑)。

GEE:(笑)。もちろん、たくさん曲をつくったり、DJとして現場に長く立ちたいと思っていたけど、はじまりがそういう軽いノリだったから、ベスト盤を2枚組で、それも選曲に悩むくらい多くの曲を世に送り出せる、とは自分たちでも思っていませんでしたね。そういう意味では、何作もリリースまでつなげてくれたエイベックスやフィーチャリングに参加してくれたアーティストの方々、そして15年間も支えてくれたファンの方々には感謝しています。ロレッタ・ハロウェイ、キャリン・ホワイトといった海外の大御所たちと一緒にやるなんて、夢のまた夢みたいなことも実現できたし、みんなの協力があってこその15年間だったなと、今回選曲をしながら改めて感じました。

TURBO:GEEが言ったように最初はお気楽な感じでスタートしたんですけど、それが15年も続いて、なお現在進行形っていうのが、本当に感慨深くて。それと15年前っていうと、ダンス・ミュージックはまだまだアンダーグラウンドな部分が多かったんですけど、常に現場にたずさわりながら過ごせて、その変遷を目の当たりにできたっていうのは、自分たちが制作する上においてすごくラッキーだったし、恵まれた環境だったなと感じるので、すごくありがたいことだと思います。

 おっしゃるように、この15年でダンス・ミュージック・シーンもかなり様変わりしましたが、現在のシーンには、どんな感想を抱いていますか?

TURBO:5年前に比べると、さすがに勢いが落ちてきたかなとも感じるんですけど、ダンス・ミュージックをつくる層とか、聴いてくれる層が減ったという感じはしないですね。ただ、ビジネスとしてみた場合、ちょっと難しいのかなというのは感じますけど。

GEE:今の日本に“シーン”といえるほどのものはなくなってきていて、地方に行けば行くほど、それが顕著になっているんじゃないかと。実際、昔からシーンに関わっている人と話すと困っているっていう話も聴きますし。クラブに行くお客さんが年代的にひと回りして、30代や40代の人はクラブに行くよりも家で聴いている。で、クラブに行く新たな層がまだ育っていない狭間の時期というか。何を楽しみにしてクラブに行くっていう目的のところで、音楽の比率が減っているような感じがありますね。そこで押しつけてもダメだし、徐々に教えていこうとしているんだけど、若い人が外で遊ばなくなってきているっていうのもあって、なんとかしていかないと将来的には、ダンス・ミュージックを聴く人はいても、ハコに行って踊る人はいなくなっちゃうんじゃないかという不安はあります。

 逆にそうならないために、シーンに期待することは?

GEE:音楽的な手法として、最近ではJポップやロックにも当たり前にように4つ打ちが取り入れられていて、そこにハウスの要素っていうのも入っていっているから、誰かが曲を聴いた時に、自分たちから“ハウスのアーティストです”
って言わなくても、“あ、この4つ打ちはハウスだな”って気付いてもらえるくらい、ハウスのアーティストが増えてくれたらなと思います。実際、そういうアーティストもどんどん出てきているし。

TURBO:つくり手は、むしろ増えているかもしれないですね。今はパソコンで手軽に曲をつくれるし。だから、我々も含めて、そういう人たちの中から、僕たちが「Through The Fire」でドンと出た時みたいに、1曲インパクトのある曲が出てくれば、また面白いことがはじまるんじゃないかなという期待感はあります。

 これまでにもベスト・アルバムという位置づけで3枚の作品(『GREATEST HITS & COVERS』、『CRUSING』、『BEST OF HOUSE COVERS “The Platinum”』)がリリースされていますが、今作の決定的なちがいはどんなところでしょう?

GEE:『CRUSING』はノンストップのミックスCDだったので、DJミックス的な解釈でのベストという感じだったし、『BEST OF HOUSE COVERS “The Platinum”』は、カヴァー曲だけのベストだったので、そういう意味では『GREATEST HITS & COVERS』が我々にとって最初のベストで、今作がそれに続く形ですかね。ただ、15周年ということもあったので、ベストの“Vol.2”という位置づけではなく、15年間のすべてを入れるみたいな感じで。だから、カヴァーの面とオリジナルの面とGTSはいろいろな面を持っているっていうのを示していて、本当に“この15年間の活動の集大成”と言える作品になりました。

TURBO:だから、何よりも選曲が一番大変でしたね。

 選曲する上で、重視したことは?

TURBO:今までフィーチャーしているアーティストの数も多いので、起用させてもらった人たちをいっぱい出すようにとか、カヴァーだけにならないようにとか。とにかくバランス感を重視しながら選んでいきました。

 収録曲のヴォリュームについては、あらかじめ30曲くらいと考えていたんですか?

GEE:エディットして1枚あたり20曲くらいは入るんじゃないかなとも思ったんだけど、あまり短くしてもクラブ・ミュージックの良さが失われてしまうので。そういうところに気をつけながら編集をしていったら、1枚あたり15曲が限界かなと。もともと最低でも15曲は入れたいと思っていたので、そういう意味では、ちょうどよかったかな。

 ヴォーカルをフィーチャーした曲がほとんどを占めていますが、これはあえて意識した部分なんですか?

GEE:意識したというよりは、“ヒット曲”という面で考えると、どうしても歌モノになってしまうので。もちろん、TURBOのつくる音とか、GTSとしての味の部分も入れたかったんだけど、そうすると3枚組になっちゃうっていうのがあって(笑)。それでもビルボード・チャートに入った「Electrify」と、カヴァーだけどみんなによく知られている「Love’s Theme」は、インストだけど入れています。

 今作にはLIL(リル)さんを迎えた新曲も収録されていますね。

GEE:これは昨年末から今年の頭にかけてつくった曲で。今までは、相手がメロディを書く人でも、メロディはこっちである程度つくって、詞を向こうに書いてもらって歌うっていう形だったんだけど、今回は“フィーチャリング”じゃなくて“VS”という形にしようかっていうくらいLILとメロディやアレンジのやり取りをしていて、本当に“コラボレーション”っていう感じでつくりましたね。この15年でもはじめてじゃないかな、そういうつくり方は。だから、新鮮ですごく面白かったです。

 制作する上で重視したことは?

GEE:お互い4つ打ちを得意とするっていうところがあるけど、やっぱりちがう部分もあって。LILはよりエレクトロなところがあるけど、我々はそうではないので、どっちに寄ってしまっても、コラボレーションにならないから、GTSのカラーとLILのカラーをうまくバランスをとるように意識しました。

 改めて今作を聴いてみて、どんな感想を持ちましたか?

GEE:一番に思ったのは、“たくさんやってきたな”って。それと15年前の曲も入っているんだけど、意外と古くないというか。そういう意味で言うと、音楽もひと回りした感じがあって。そこがダンス・ミュージックのすごさであり、カヴァー曲で言えばオリジナルの持っているパワーはやっぱりすごいんだなっていうのを感じますね。

TURBO:1曲1曲バラバラに聴くと年代感が出てくるんだけど、全体を通して聴くと本当に年代を感じさせないのが驚きでしたね。あとは自画自賛するわけじゃないですけど、よくもこれだけのカヴァー曲を集めたなと(笑)。ここれに収録されているのが、すべてじゃないですから。良い曲をカヴァーさせてもらえたなという実感があります。

 リスナーには、どのように聴いてもらいたいですか?

TURBO:「Through The Fire」からはじまった我々の生き様を聴いてください(笑)。さっきも言ったように、今でもアレンジが年代を感じさせないし、良い曲ばかり入っているので、改めてGTSを振り返って聴いて、認知してもらいたいです。

GEE:今作は、集大成でもあるけれど、今まで聴いたことない人でも聴ける入門編みたいなところもあって。たぶん、これがGTSの曲だっていうのを知らなくても、聴いたことのある曲が結構あると思います。最初の頃から僕らが目指しているのは、アングラなことをメジャーでやるのではなくて、アングラやコアな部分を通っている僕らが、メジャーに対してどうアプローチできるかっていうことで、15年間ブレずにやってきたことの成果が詰まった、すごく聴きやすいって思ってもらえる作品だと思うので、そういう風に聴いてもらいたいですね。

 “15周年”というひとつの区切りを迎えましたが、これからはどんなことを?

GEE:今まで我々は洋楽っていう感じでやってきたんですけど、さっきも言ったように今のJポップ・シーンにハウスが当たり前のように取り入れられているので、洋楽とか邦楽っていう垣根を取り払った中でやってみたいと思っていて。邦楽的なアプローチや、今回のLILみたいに日本のアーティストとコラボやフィーチャーを英語じゃなくても、もっとトライしてみたいなと。制作はこれから取りかかるんですが、今年の秋にそういう構想のアルバムを出す予定なので、それまで今作を聴いて、楽しみに待っていてください。はじめて聴く人でも聴きやすいと思いますし、アルバム全部持っているようなGTSをずっと支えてくれている人も、改めて流れでベストを聴くのもいいんじゃないかなと思うので、ぜひチェックしてください。

TURBO:おかげさまで15周年を迎えることができました。応援してくれているみなさまには感謝しています。今回のこのアルバムには、お馴染みの曲、聴きやすい曲がぎっしりと詰まっていますので、ぜひ聴いてみてください。そしてこれからも応援よろしくお願いします。


INTERVIEW:Shinji Takemura


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『THE BEST 1996-2011』
GTS
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]]> http://www.beatfreak.jp/interview/22513/feed/ 0 Seek http://www.beatfreak.jp/interview/22133/ http://www.beatfreak.jp/interview/22133/#comments Tue, 15 Mar 2011 10:24:42 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=22133 『tic tac toe.』でメジャー・デビュー! “TOY RAP(トイ・ラップ)”と形容される、独特のフロウにのせた“遊び心”満載のラップで世の中に“問い”かける!!]]> 01_Seek_610350


 Seekさんがラップをはじめたきっかけは?

Seek:高校の頃にラップをやっている友達がいて、曲も詞も自分たちでつくっていたんですね。それまでの私にとって、“音楽”っていうのはテレビやCDの中だけの存在で、“自分でつくる”っていう発想がなかったんです。それですごく興味を持って、“トラックはどうしてるの?”とか、“サビとバースの構成なんて、どうして知ってるの?”とか、いろいろ聞いてみたんです。だけど、納得がいかなくて、しつこく聞いたら“自分でつくればわかる”って言われて。それでラップを自分でつくってみたのが、最初のきっかけでした。

 実際に自分でつくってみて、納得はできたんですか?

Seek:いや〜、いまだにわからないところがたくさんありますね(笑)。私のラップは人から“変わってる”ってよく言われるんですけど、それが原因なのかなと。だから逆に、全部わかっちゃったら、私の色がなくってしまう気がするので、ずっとわからないままの方がいいのかも(笑)。

 ‘06年の『avex STARZ AUDITION 2006』東海大会で優勝しましたが、その頃からラップを仕事にしようと考えていたんですか?

Seek:“ラップを仕事にしたい”っていうのは、ラップをやりはじめた頃から思っていたけど、小さい子が何かに憧れるような“現実味のない夢”としてであって。それはオーディションで優勝した後も変わらなかったんですけど、最近ですね。自分のCDを現実につくれるっていう環境になって、音楽を通していろんなことをやりたいなと思うようになりました。今も“仕事”というよりは“真剣にやる遊び”みたいな感覚があって、タイトルを“tic tac toe.”にしたんです。

 直訳すると“○×ゲーム”という意味ですよね?

Seek:そうです。ゲームだけど、一生懸命どうするか考えながら、相手とコミュニケーションを取る遊びじゃないですか、“○×ゲーム”って。私の仕事に対するスタンスもそんな感じなので。それから文字の見た目と言葉の響きが気に入ったのもあって、“tic tac toe.”にしました。

 “Seek”というアーティスト名は、オーディションの時から使っていますが、これはどんなところから?

Seek:自分でラップをつくって、イベントで歌うってなった時に、本名はイヤだったので、DJの友達と一緒に“なんかいいのないかな”って考えて。“seek”には“探す”とか“探し求める”っていう意味があるんですけど、私って目標を持っていないというか、常に“自分の目標ってなんだろう?”って探している部分があるので、その探究心をいつまでも失わないようにという意味を込めています。

 今作に収録された11曲は、すごく振り幅が広いんですが、すべてこのアルバムのために制作したんですか?

Seek:そうです。本当は、もっとあったんですけど、全部は入れられなかったので、その中から自分がカッコいいと思ったものや自分の気持ちが込められたもの、自分が思っていることをきちんと伝えられるものっていうところで11曲選びました。

 中でも、思い入れの深い曲は?

Seek:「Dear friEND」かな。モヤモヤした時とか、楽しいことがあった時とか、すごく気持ちに残ったことを日記みたいな感じでノートに書いてるんですけど、このリリックの元になる文章も、ずっと前に何ページにも渡って書いていて。本当はリリックにするつもりはなかったんですけど、この気持ちに合ったいいトラックをもらったので、書いてみました。改めて読み返してみて、“私が悪かったかな”とか考えつつまとめていったら、それだけに気持ちがギュッと詰まって。最終的には友達と仲良くなれなかったっていう話で、ハッピーな気持ちになる曲じゃないんですけど、自分の中にあった本当の気持ちを書きました。

 全体的にはテンションの上がるハッピー・ソングが多いですよね。

Seek:いわゆる“ディスる曲”っていうのが、あまり好きじゃないというか。「Dear friEND」や「カゾエウタ」は、ちょっとそういうところがあるんですけど、前にやっぱりそういう感じの曲があって、ライヴで歌ったら全然気持ち良くなかったんです、自分が。何の得にもならなかったし、あまり意味がない気がして、それからあまり書かないようになりましたね。もちろん、そこに意味があれば書くと思うけど、今はそういう気持ちもないし、遊んでばかりいて楽しいから(笑)、ハッピーな曲が多いのかな。

 アルバムの流れとして、テンションの高いところからはじまって、アップダウンが繰り返されていますが、これは曲順を決める上で意識したところ?

Seek:そうです。個人的には「すき だから」をどこに置くか、すごく迷いましたね。このアルバムの中で、唯一の歌ものなんですけど、最初は自分の中でこの曲が“歌”っていう認識がなくて、ずっと何かが引っかかっていたんです。それで、人から“これは歌だよ”って言われて、引っかかっていた原因はこれだったんだと気付いたんですけど、入れる場所が見つからなくて(笑)。一番収まりのいいところをなんとか探して、入れた感じです。

 初回盤には、「おんなの子」と「シャLALA!!」のPVが収められたDVDがセットになっていますが、こちらの見どころは?

Seek:「おんなの子」は、振りや動きに関して、ライヴで歌う感じを意識してやっているので、それを見てもらいたいですね。それで、楽しそうだなと思ってもらえたら、ぜひライヴにも足を運んでください。あと、普段は全然履かないスカートを履いているので、そこは逆にあまり見てほしくないというか…流してください(笑)。

 「シャLALA!!」の方は?

Seek:キッチンのシーンかな。ブログに載せていたポップコーンを食べる写真を監督さんが見て、そこからこのPVのインスピレーションが広がったそうなので。相当おいしそうに食べていたんでしょうね、私(笑)。オタマをマイクに見立てて歌っているところとか、小さい子が見てマネしてくれたらうれしいです。それと地元のデザイナーさんが私をモチーフにつくってくれたキャラクターのパペットが出てくるんですけど、撮影の当日までパペットをつくっているのを知らされていなくて。そのパペットと私の絡みにも注目してください。

 最後にSeekさんの目指す理想のアーティスト像を教えてください。

Seek:外国の方で、しかも男性なんですけど、リュダクリスに憧れていて。ラップもカッコいいし、すごく個性的で面白いし。ちょっとトボケたところもあるんだけど、それも実力があるからこそのことで。自分もそうなれたらなと思っています。意味のある“遊び”をしていきたいですね。そういう意味では、今作には11曲入っているので、その1曲1曲と遊んでもらえたらと思います。これからもみなさんと一緒に遊べる曲をつくっていくので、ぜひSeekの曲を聴いて、Seekと一緒に遊んでください!


INTERVIEW:Shinji Takemura


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]]> http://www.beatfreak.jp/interview/22133/feed/ 0 SHU-I(シューアイ) http://www.beatfreak.jp/interview/22009/ http://www.beatfreak.jp/interview/22009/#comments Wed, 02 Mar 2011 03:00:49 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=22009 『STAR LIGHT』をmu-moショップとイベント会場限定でリリース! ひと足早く、彼らの魅力が味わえる!!]]> 01_SHU-I_610350
L to R:チャンヒョン、ミンホ、インソク、ヒョンジュン、ジンソク

かわいいルックス/親しみやすいキャラクターを持つ“日本発!! 会えるチワワ系韓国アイドル!!”SHU-I(=So Hot Union of Idols:シューアイ)が、5月の日本デビューに先駆け、1月26日にミニ・アルバム『STAR LIGHT』をmu-moショップとイベント会場限定でリリース! ひと足早く、彼らの魅力が味わえる!!


 まずはみなさんの人柄や特技などを教えてください。

チャンヒョン:僕は料理が得意です。中でもチゲ(韓国の鍋)。たまにメンバーにもつくります。

ミンホ:僕は…なんだろ。得意なのは“変顔”ですね。人前ではできないけど(笑)。

ジンソク:ミンホはメンバーのスタンダードだよね。何をするにしても平均点みたいな。

ヒョンジュン:だから特技は“地味”だね(笑)。

 インソクさんはリーダーですよね。

インソク:そうです。

チャンヒョン:インソクはよくしゃべりますね。それとお菓子が大好きで、イベントとかテレビとか、出番の直前までいつも食べてるよね(笑)。

ヒョンジュン:僕はMCが得意。ラジオDJなどを韓国でやっていました。だから特技は韓国語です(笑)。

 (笑)。日本語も上手ですが、英語なども勉強はしているんですか?

ヒョンジュン:英語はちょっとだけ。I’m no problem(笑).

ジンソク:ヒョンジュンはムードメーカーですね。話がとても上手くて、面白いです。

ヒョンジュン:そういうジンソクは、メンバーの中で一番の頑張り屋。

インソク:いつも元気でパワフル。

 みなさん、すごく仲が良さそうですね。

インソク:それが僕たちの魅力でもあると思います。

ジンソク:それと歌だけじゃなく、面白いところも。

ヒョンジュン:メリハリがあるというか、バラエティなど楽しい時はとことん楽しく、歌を歌う時は真面目に。その切り替えがハッキリしてますね。

 ‘09年に韓国でデビューして、今年の5月に日本でのメジャー・デビューが決定しました。活躍の舞台が広がっていくことに関しては、どのように感じていますか?

ジンソク:すごくうれしいです。一歩一歩進んできて、それが実ってきているなと。

ヒョンジュン:もっともっと有名になりたいので、もっとたくさんイベントをやって、みなさんに僕たちのことを知ってもらいたいです。

 日本では、東方神起やSUPER JUNIORなど、韓国出身のアーティストたちがたくさん活躍していますが、そういう先輩たちの姿に勇気づけられる部分はありますか?

インソク:もちろんです。先輩たちがいるから、韓国と日本の文化交流も活発になって、僕たちもこうして日本に来ることができたと思います。だから、今度は僕たちがそういう橋渡しの役目になれるよう頑張りたいです。

 現在、日本で生活しているということですが、日本の印象はどうですか?

ヒョンジュン:韓国のファンもそうなんですけど、日本のファンからもすごく情熱を感じて、うれしいです。

インソク:本当に一生懸命応援してくれますね。一途です。

ミンホ:日本の印象というか、日本のタクシーは、自動ドアなのがビックリしました。韓国だとタクシーのドアは乗る人間が開けるものなので…。

 そういう文化の面で、他に驚いたことなどはありましたか?

ジンソク:ラーメンを食べる時、日本の人はズルズル音を立てて食べるじゃないですか。あれにビックリしました。韓国では、食事の時に音を立ててはダメだと教えられているので。

チャンヒョン:あとお皿を持って食べるのも。韓国ではダメなんですよ。

ミンホ:麺料理の種類が多いのもビックリ。ラーメンだけでもいろいろあるじゃないですか。

チャンヒョン:僕は韓国のラーメンはあんまり好きじゃないんですけど、日本のラーメンは大好き。

 そういう文化のちがいがある中で、活動していく上で大事にしていることは?

チャンヒョン:やっぱり“挨拶”ですね。これは日本も韓国も関係なく、基本的なことなので。本当に大切なところだと思います。

インソク:それと日本で活動していく以上、もっと日本語が上手になりたいです。

 5月のメジャー・デビューに先駆けて、ミニ・アルバムがリリースされましたが、こちらはどんな作品になりましたか?

ミンホ:明るい曲が3曲とバラードが1曲収録されているんですけど、僕たち本来の元気な姿と、その逆のシリアスなところが感じられる作品になっています。でも、僕たちの魅力はこれだけじゃないので、これからどんどんいろんな姿を見せていきたいです。

 たとえば、どんな曲をやってみたいですか?

インソク:僕はパワフルな曲ですね。力強さを感じさせるような。

ヒョンジュン:僕はロック! ロックが大好きなんです。SHU-Iにはいろんな魅力があるので、それを出していきたい。

ミンホ:メンバーそれぞれ好きなジャンルがちがうので、いずれはそれぞれのソロ曲も歌えたらなと思います。

 ダンス・パフォーマンスもSHU-Iの魅力のひとつですよね。

チャンヒョン:ダンスは毎日レッスンしています。ミニ・アルバムの4曲はもう完璧で、今は新しい曲のダンスをやっています。

ヒョンジュン:僕は体が硬くて…。頑張っているけど、本当に大変ですね。メンバーの中ではジンソクが一番ダンス得意なので、協力してもらっています。

ジンソク:僕は中学生からずっとダンスをやっているんです。

 みなさんの目標は?

チャンヒョン:まずはコンサートを開くことですね。僕たちだけでやるコンサート。いずれはドームでやりたいです。

ミンホ:僕はCMに出たいです。僕たちのことをたくさんの人に知ってもらいたいです。

インソク:『紅白歌合戦』に出たいです。NHKは韓国でも放送されていて、小さい頃から見ていたから、あのステージに憧れます。

ヒョンジュン:アジア・ツアーをしたいですね。やっぱりアジア人なんで。韓国や日本だけじゃなく、中国やタイ、フィリピン…いろんな国を周りたいです。

チャンヒョン:なんかだんだん目標が大きくなってきてるね(笑)。

ジンソク:アジア・ツアーときたら、もちろん最後はワールド・ツアー(笑)。夢ですけど、本当に実現できたらいいなと思っています。現実的な目標としては、アニメのオープニングを歌ってみたいですね。アニメは子供も大人も見るから、僕らをたくさんの人に知ってもらうにはピッタリだと思うんです。

 5月のメジャー・デビューに向けての意気込みをお願いします。

ヒョンジュン:炎のように、みんなで盛り上がっていくんで、みなさんも一緒に盛り上がってください!

チャンヒョン:そのことを考えるとワクワクすると同時にドキドキするんですけど、みなさんの前に出ても恥ずかしくないように、もっともっと頑張っていきたいです。

インソク:一歩一歩やってきて、もうすぐ日本でメジャー・デビューします。みなさんに早く会いたいです。みなさんの応援が、僕たちの力の源になるので、応援よろしくお願いします。


INTERVIEW:Shinji Takemura


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]]> http://www.beatfreak.jp/interview/22009/feed/ 0 島谷ひとみ http://www.beatfreak.jp/interview/21962/ http://www.beatfreak.jp/interview/21962/#comments Wed, 23 Feb 2011 03:00:11 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=21962 「簡単に言えたなら」をリリース! 本作は、古内東子が作詞作曲を手がけた大人の切ないラヴ・バラード。30歳を迎えた彼女が歌うからこそ、リアリティを持って心に響く!! さらに、3月16日には、この歌を初披露したライヴDVD『CROSSOVER IV -Premium meets Premium-』もリリース!!]]> 01_HItomiShimatani_610350


 今作は、昨年7月のライヴで初披露されて以来、イベントやライヴなどで積極的に歌われてきましたが、制作したのはいつ頃だったんですか?

島谷ひとみ:楽曲ができ上がったのは、1年半くらい前です。古内東子さんに楽曲をつくっていただいたんですけど、あまりにも素敵な楽曲だったので、“大事にしたい”という気持ちがすごく強くて。どういうタイミングで出すのが一番いいのかなって、ずっと考えていたんです。それで去年の7月のライヴの時に「この歌を歌いたいんだけど」ってスタッフに話をしたら「いいんじゃない」っていうことになって。実際にお客さんの中には、涙をぬぐいながら聴いてくれている人もいたりして、“この歌には力があるんだ”って自信を持てたし。その後のライヴで何度か歌っていくうちに、フジテレビのフラワーネットのCMソングに採用していただいて、ようやくリリースという流れになったんです。

 古内さんに楽曲を書いていただくことになったのは、どんなことがきっかけで?

島谷ひとみ:私は音楽とともに歳を重ねると言うか、いつまでも若い気持ちで歌うよりも、その時その時の自分の年齢に見合った歌を歌いたい、表現したいと思っていて。30歳になった今、それなりに恋愛経験を重ねて、楽しいことやきれいごとだけじゃなく、悲しいことやみっともないところもわかってきて、そういうことを音楽で伝えても、リアリティを持って受け取ってもらえる年齢になったんじゃないかという話をスタッフとしていたんです。それで、そういう大人のラヴ・バラードを歌う人、つくる人って誰かなって考えた時に、まず最初に思い浮かんだのが古内さんで。それで知り合いのスタッフを通してお願いしてみたら、快く受けてくださったんです。

 もともと古内さんと親交があったわけではないんですね。

島谷ひとみ:そうです。でも、昔からすごく大好きなアーティストで、古内さんの代表曲でもある「誰より好きなのに」は、今でもカラオケでよく歌わせていただいていますし、私の中のイメージでは“大人のラヴ・ソング”と言えば古内さんっていう感じで。カッコいいことだけじゃなくて、恋愛のドロドロした部分も歌っていて、そこにすごくリアリティがあって共感できるんですよね。

 今作の歌詞もすごくリアリティがありますよね。

島谷ひとみ:本当にタイトルの“簡単に言えたなら”っていうフレーズからしてもそうですよね。若かった頃なら好きなら好き、イヤならイヤと、素直に気持ちをぶつけることができたんですけど、そういう思いって大人になると簡単には口にできなくなって。昔は「大人って、なんで隠すんだろう」と不思議に思っていたけど、それがようやくわかってきたというか。だから、この曲は人に届けるというよりは、自分に向けて歌っているような感覚が強くて、そこが今までとは変わったなと思います。

 そういう意味では、枠が広がったなと感じる部分もあるんじゃないですか?

島谷ひとみ:今までは人にエールを贈る曲とか、元気づける曲は歌ってきたけど、こんなに歌にリアルな感情をのせるってことはあまりなくて。自分の中で新しい表現が増えたので、そこはうれしいなと思います。

 PVも楽曲の世界観が、すごくよく表現されていますね。

島谷ひとみ:モデルの鈴木ちなみさんに出演していただいているんですが、彼女の涙がこっちの涙を誘う感じで。あんなにかわいい子でも、失恋があるんだよっていう(笑)。誰にでもカッコいい時もあれば、カッコ悪いところもあって、女の子は悲しみを重ねて成長して、美しい大人の女性になるんだよっていうところは、上手く描けていると思います。

 カップリングの「moment」は、一転してすごくポップな楽曲に仕上がっていますね。

島谷ひとみ:カップリングはリズムがあって、ちょっと救われる感じのものにしたくて。このシングルのテーマとして“等身大の女性の感情を描く”というのがあったので、統一感を持たせるために川江さんにお願いして書いていただきました。女の子って泣くだけ泣いたら、次の日には意外とケロッと立ち直れる生き物で。“昨日はあんなにカッコ悪く涙を流したけど、今日はもう強い自分でいられる”、女の子ってそういうところがあるよねっていうのが、女性目線ですごくよく描かれているなと思います。男の子は、女の子のそんな裏側を知って、恐いと思うかもしれないんですけど(笑)。

 川江さんと一緒にお仕事をされて、いかがでしたか?

島谷ひとみ:レコーディングの時にはじめてお会いしたんですけど、すごくサバサバとした方で。他の方に提供している楽曲でも、描き方がすごくドラマチックなので、私がすごく憧れる女性像を持っている人に出会えたなって思いました。

 川江さんは楽曲提供だけでなく、コーラスにも参加されていますね。

島谷ひとみ:普段はコーラスを自分で入れているんですけど、川江さんの声はすごくまろやかで、安定した大人の声なので、一緒に重なったら面白いんじゃないかなということからお願いしました。

 歌う上では、どんなところにポイントをおきましたか?

島谷ひとみ:ちょっと大人の穏やかな感じというか。私自身も、この歌の主人公のように、大人の余裕を持てたらいいなと思いながら歌っています。

 3月16日には「簡単に言えたなら」を初披露した昨年7月のライヴ『Premium meets Premium』のDVDがリリースされますが、こちらの見どころは?

島谷ひとみ:このライヴは、音の環境がものすごくいいホールでやらせていただいて、私自身、すごく楽しみながらやれた印象深いライヴでした。ちょっとジャズ・クラシックというか、アコースティックな感じのライヴで、最近こういうのをやってますっていうのを知っていただけたらなと思います。東京でしかやれなかったので、来られなかった人には、すごく楽しい素敵なライヴだったんだよっていうのを観てもらいたいし、来ていただいた方にも、観ながら当日のことを思い出してもらいたいですね。

 最後にファンの方へのメッセージをお願いします。

島谷ひとみ:人は出会いと別れを繰り返して前に進んでいるっていうことを、すごく実感させられる切ないバラードを古内東子さんにつくっていただきました。人には言えない気持ちっていうのを、私自身もぶつけることができたので、みなさんにもそんな気持ちをぶつけてもらって、共感し合えたらなと思います。ぜひ、聴いてみてください。


INTERVIEW:Shinji Takemura


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]]> http://www.beatfreak.jp/interview/21962/feed/ 0 しがせいこ a.k.a 黒ウサ http://www.beatfreak.jp/interview/20722/ http://www.beatfreak.jp/interview/20722/#comments Fri, 24 Dec 2010 05:13:35 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=20722 「Eye 2 Eye」のプロデューサーを務めるNicormy(ニコーミー)は、m.o.v.eのmotsuとの噂が!?]]> 01_ShigaSeiko_610350

シンガーとして活躍する一方、ニコニコ動画で“黒ウサ”としても活躍するしがせいこが、“しがせいこ a.k.a 黒ウサ”としてメジャー・デビュー! 12月15日にリリースされたシングル「Eye 2 Eye」のプロデューサーを務めるNicormy(ニコーミー)は、m.o.v.eのmotsuとの噂が!?


 しがさんは、ニコニコ動画の「踊ってみた」や「生放送」で、“黒ウサ”として活躍していますが、“ニコニコ動画”というツールについて、どう思いますか?

しがせいこ:メジャーにはない音楽があるというか、すごくマニアックな世界が構築されていますよね。ただ、最近、変わってきたなという印象もあって。

 それはどういった部分で?

しがせいこ:昔と比べて、いい意味で一般向けになってきたというか、オールマイティになった感じですね。その変化についていけなくて、置いていかれてる感じがするんですけど(笑)。視聴者が多くなるので、すごくいいことだと思うんだけど、なんか寂しい感じもして、ちょっと複雑です。

 ニコニコ動画を通して布教している“黒ウサ教”というのは?

しがせいこ:“しがせいこ”として活動していて、だんだんと窮屈になってしまったというか、“自分はこんなもんじゃない、もっと大きくなりたい!”って思った時に、自分の中で眠っている“何か”が目覚めることでもっと強くなれるんじゃないかと思って。その“何か”が、私にとって“黒ウサ”だったんですけど。“しがせいこ”という人間に“黒ウサ”が取りつくことで、ドラゴンボールでいうとスーパーサイヤ人のようになれるというか(笑)。別のキャラが表に出ることで、“しがせいこ”自身も強くなれると思ったんです。それでアーティスト名も“しがせいこ a.k.a 黒ウサ”なんですけど。“本当の自分はこんなものじゃない”っていう気持ちを持っている人は、たくさんいると思うんです。そこから抜け出そうっていう気持ちがある人と一緒に、その部分、私でいうと“黒ウサ”なんですけど、それを目覚めさせて強くなろうっていうのが“黒ウサ教”です。本当の私が引っ込み思案だったり、弱い部分を持っている人間だからこそ、出てきた考えなんですけど、そんな自分でも“黒ウサ”をかぶることでこういう風にできているから、みんなもそうなってほしいなと思うんです。

 “黒ウサ”というキャラは、しがさんの理想を投影した姿?

しがせいこ:理想ではないですね、キャラが強すぎるんで(笑)。私もたまに疲れるとふいに自分に戻ったりしますし。しがせいこだったり、黒ウサだったり、日によってちがいます。

 デビューの直前には、10日間連続で「カウントダウン生放送」をしていましたね。

しがせいこ:自分で課した課題だったんですけど、その間に歌や振りの練習もずっとしていて、正直、睡眠時間が足りなくてヤバかったですね。でも、それを“やり遂げる”っていうのをすごく大事にしていたので、放送事故なんかがありつつも(笑)、やり遂げることができて自信につながりました。

 シングルは、「Theme of KUROUSA」で幕を開けますが、これはNicormyさんにお任せで?

しがせいこ:そうですね。“黒ウサ”っていうのは、こういうのですってのを伝えてつくっていただきました。私、言葉で表現するのがあまり得意じゃないんですけど、言いたいことをキチンと受け取ってくださって。イメージしていた以上のすごくカッコいいサウンドになっています。今、この曲をメールの着信音にしているんですけど、結構いい感じなので、流行ってほしいなと思っていて。みなさんもぜひ着信音にしてください(笑)。

 「Eye 2 Eye」は“遠距離恋愛”をテーマにした楽曲ですが、この曲を最初に聴いた時の印象は?

しがせいこ:この曲もカップリングの「奇跡の啓示、シルブプレ」もそうなんですけど、とにかく早いんですよ。そこが超個性的だなと思っているんですけど、最初に聴いた時は歌えるかどうか心配でした。それまでオリジナルで歌っていた歌は、もっとスローな感じの曲が多かったので。サビに♪ビリビリ バリバリ♪とか、♪ブルブル震える♪とかあるんですけど、早いながらも、そのはやさを活かすにはどうしたらいいかなっていうのを考えて歌いましたね。すごくキャッチーだから、歌い方ひとつで印象が変わるので、大切に歌いました。内容自体は、おっしゃるように“遠距離恋愛”がテーマで、待っている女の子の不安な気持ちが描かれているんですけど、私も遠距離恋愛をした経験はあるので、素直に歌えました。

 歌詞は気持ちの上で、リンクする部分は多かった?

しがせいこ:多かったですね。今、現在進行形で遠距離恋愛をしている子が聴いたら、ぴったりくると思います。でも、歌詞が完全に今ドキですよね。“スカイプ”とか出てくるし、時代の先端を行ってるなって。サウンドもm.o.v.eさん的な要素がありつつ、ニコニコ動画的な要素も取り入れられていて、超カッコいいなと思います。

 しがさん自身、歌詞は書くんですか?

しがせいこ:メジャー・デビュー前に歌っていたオリジナルの曲は、自分で作詞をしていました。物語を書くのがすごく好きなので、ストーリー性のある歌詞をよく書いていました。今回の曲もすごくストーリー性があって、自分が書いた詞ではなかったんですけど、すごく世界観に入り込みやすかったです。たぶん、聴く人も同じように感じるんじゃないかなと思います。早口すぎて何を言っているか聴き取れないかもしれないんですけど(笑)、そこは何回も繰り返し聴いていただいて。でも、本当に共感できる内容になっていると思います。

 DVDに収録されたミュージック・クリップには、しがさんが描いた“黒ウサ”のイラストが出演していますね。

しがせいこ:あれはサプライズ的に使われていて。知らなかったんですよ、私。もうひとつ私が描いたイラストが使われているんですけど、それも探してもらえるとうれしいですね。それがどこか、秘密にするほどのことでもないんですけど(笑)、楽しみのひとつとして。でも、自分のイラストが使われているって知らなかったから、最初見た時は、ビックリすると同時にうれしくて笑っちゃいました。イラストで伝えるPVというにも、なんかカッコいいですよね。

 この曲の振り付けも気になるところなんですけど。

しがせいこ:今回は、青山テルマさんのバックで踊っていらっしゃる、Suzuyakaさんという方に振りをつけていただいていて。ニコニコ動画的な要素が入った、すごくかわいい理想通りの振り付けをしてくださいました。ミュージック・クリップには、収録されていないんですけど、ぜひイベントなどに来ていただいて、振りも見てもらいたいです。特に「奇跡の啓示、シルブプレ」の方は、ずっと踊りながら歌う感じになっています。私としては、今回の楽曲って、今までありそうでなかった曲だと思っていて。勝手に覚えてしまうというか、耳から離れないというか。それくらいこのスタイルって印象強いと思うので、みんなの耳に張り付いてくれたらなと思っています(笑)。まずは、曲を聴いてください。

 最後に、しがさんが目指すアーティスト像を教えてください。

しがせいこ:小さい頃、浜崎あゆみさんに憧れて、“自分もいつかこうなりたい!”って思って、歌手を目指した部分もあるんです。だから、自分の言葉で伝えたいっていう思いがあるので、のちのち自分で書いた歌詞を歌えるようになりたいです。それと、今は自分自身の中にまだちょっと弱い部分やコンプレックスがあって、“黒ウサ”の力を借りて2人でひとりみたいなところがあるんですけど、いつか混ざりあって、“しがせいこ”自身が最強になって、“しがせいこ”の“何か”を伝えていきたいなと思っています。応援よろしくお願いします。


INTERVIEW:Shinji Takemura


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]]> http://www.beatfreak.jp/interview/20722/feed/ 0 JACK POT BELL http://www.beatfreak.jp/interview/19855/ http://www.beatfreak.jp/interview/19855/#comments Thu, 28 Oct 2010 05:01:11 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=19855 『Listen to your heart』からは、さまざまな要素を取り入れ、独自のスタイルを生み出そうとする彼らの姿勢が伝わってくる!]]> 01_JACKPOTBELL_610350
L to R:Kazuki, KJ, KyoN, Yuya

西海岸系メロディック・パンク・バンド、JACK POT BELL(ジャックポットベル)。10月6日にリリースされたファースト・ミニ・アルバム『Listen to your heart』からは、さまざまな要素を取り入れ、独自のスタイルを生み出そうとする彼らの姿勢が伝わってくる!


 KyoNさんとKJさんによる男女ツイン・ヴォーカル&ツイン・ギターが特徴的ですが、パンクでこういう編成は珍しいですよね。

KyoN:もともとメンバーは、それぞれ別のバンドで活動していたんですが、何か新しい音楽やバンド目指したいと思って、当時活動していたバンドを解散してJACK POT BELLを結成したんです。その時、私はギタリストで、KJはギター&ヴォーカルだったんですけど、それぞれが今までしてきたことを生かして、新しいスタイルをつくるためにはどうしようかと考えてたどり着いたのが、ツイン・ヴォーカル&ツイン・ギターだったんです。

 それがバンドの魅力でもあると。

KyoN:そうですね。“ジャンルにとらわれないスタイル”が、バンドの魅力だと思ってますから。ライヴでも、音源でも、常に新しさを求めていって、その中で自分たちらしさを表現しているところです。

 パンクといってもさまざまなスタイルがあって、その中でもみなさんはメロディックな西海岸系がベースになっていますが、西海岸系パンクのどんなところにひかれたんですか?

KyoN:改めて聞かれると難しいんですけど、ギターやメロディの重なりがきれいだし、私は昔ピアノをやっていたことがあって、クラシックと通じる部分もあったので、自分の中にスッと入ってきた感じです。

KJ:あくまでも“西海岸系”っていうのはベースで、そこにエモなどの要素を取り入れているですが、とにかく何か新しいことがしたくて。軸は大事だと思うんですけど、ジャンルにはとらわれたくなかったので、どんな要素でも取り入れるようにしています。新しい音楽を自分たちで生み出したいという考えからですね。だから、いろいろな意味で“ミクスチャー”になっていると思います。

 西海岸系のパンク・バンドと言えば、バッド・レリジョンやNOFXが有名ですが、みなさんが影響を受けたバンドは?

KJ:もちろんバッド・レリジョンやNOFXも大好きですが、バンドをやるきっかけになったアーティストはランシドなんです。パンクなんだけど、すごく深い世界観を歌詞で表現したり、独自のジャンルをつくり上げているし。

KyoN:私もNOFXは大好きです! あとマイ・ケミカル・ロマンス。はじめて聴いた時、締め付けられるほど切なくて、でもなんて愛おしい音なんだろうって思ったのを今でも覚えています。

 仙台を拠点に活動されていますが、そのこだわりはありますか?

KyoN:やっぱり“地元の音楽シーンを盛り上げていきたい!”っていう気持ちがあります。仙台はバンド自体の数も少ないせいか、女性ヴォーカルのバンドが少ないんです。だから、地元に新しいシーンをつくりたいなって思っています。

KJ:最近は関東や関西での活動も多いので、刺激を受けることもたくさんありますけど、単純に“地元である仙台から音楽を発信していきたい!”っていう思いがありますね。

 ファースト・ミニ・アルバム『Listen to your heart』が10月6日にリリースされましたが、このタイトルにはどんな意味が込められているんですか?

KyoN:とてもシンプルなことなんですけど、ファースト・ミニ・アルバムなので、“リスナーの人にどう聴いてもらいたいか?”ということだけをイメージしました。心に残る音楽であってほしい。その願いだけです。

 今作を制作するにあたってのテーマやコンセプトなどは?

KJ:全曲シングルで出したいと思っていた楽曲ばかりを詰め込みました。アルバムを通して、飛ばして聴く曲とか、クッションになる曲とか、そういったことは考えずに“全部を直球勝負でいく!”。そう思いながら、つくりました。

KyoN:その中にいろいろな要素を取り入れて、自分たちらしさを前面に押し出しています。

 1曲目から疾走感にあふれていて、最後まで一気に聴けました。

KyoN:「eternity」はテンポも速くて、さわやかな感じに仕上がっていますが、大切な人との永遠を願った曲なので、みなさんの大切な人を思い浮かべながら聴いてほしいです。それと私の渾身のギター・ソロをぜひ聴いてください!

 「And you」は、すごくポップでキャッチーですよね。

KyoN:この曲のモデルになっているのは、ドラムのYuyaなんです。全部日本語の歌詞だから入ってきやすいと思うし、それをストレートに感じ取ってくれたらうれしいです。

 「茜」は、漢字1文字のタイトルが印象的ですが、どんなところから生まれたんですか?

KyoN:J-POPを意識してつくった曲なんですけど、これはドラマ化もされた『ライフ』という漫画を読んでいる時に思わず出てきたんです。だから、ぜひ漫画を読みながら、この曲をイメージしてみてください(笑)。

 ポップでキャッチーな曲からヘヴィな曲まであって音楽性の幅が広く、みなさんの“新しい音楽を生み出したい”という姿勢が伝わってきますが、楽曲づくりで特に重視しているポイントは?

KyoN:やっぱり根底にあるのは“メロディック・パンク”ですね。それでいて、泥臭くて、心に寄り添う音楽。そんな感じです。

 ヴォーカルは基本的にKyoNさんが主体で、そこにKJさんが絡んでいく形ですが、歌いわけはどのように決めているんですか?

KyoN:制作前からある程度イメージしてつくるんですが、やっている途中で変わることもあります。どちらがどこを歌うっていうのに基準とかは設けていなくて、楽曲に対して素直に立ち向かおうって意識しています。

 みなさんの名刺代わりになる1枚ですが、どんなことを受け取ってもらいたいですか?

KyoN:聴いてくれた人それぞれが、自由に感じ取ってほしいです。JACK POT BELLという新しいジャンル、バンド・スタイルをつくっていこうと思っているので、このアルバムの中に少しでもそれを見い出してもらえたらうれしいです。

KJ:音楽的な“ミクスチャー・バンド”ではなく、すべての意味合いで“ミクチャー”なバンドを目指しています。そして、地元・仙台を盛り上げられるような。これからも自分たちらしく、どんどん新しいことに挑戦していきたいと思っています。全国のライヴ・ハウスに行くんで、そこでお会いできることを楽しみしています。応援よろしくお願いします!


INTERVIEW:Shinji Takemura


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●MINI ALBUM
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『Listen to your heart』
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]]> http://www.beatfreak.jp/interview/19855/feed/ 0 島谷ひとみ http://www.beatfreak.jp/interview/19815/ http://www.beatfreak.jp/interview/19815/#comments Fri, 22 Oct 2010 10:37:34 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=19815 「真夜中のギター」のカヴァー! オフィシャル・トリビュート・ソングとして、彼女が次世代に歌い継ぐナンバーは10月6日にリリース!!]]> 01_ShimataniHItomi_610350

島谷ひとみが贈る最新シングルは、昭和音楽史に偉大な足跡を残した作詞家、故・吉岡治の代表作「真夜中のギター」のカヴァー! オフィシャル・トリビュート・ソングとして、彼女が次世代に歌い継ぐナンバーは10月6日にリリース!!


 10周年というある意味ひとつの節目を終えて、11年目の最初のリリース作品がカヴァー曲というのが、いかにも島谷さんらしいなと感じました

島谷ひとみ:今回は30歳になって最初のシングルとか、デビューしてから30枚目のシングルとか、探すといろいろなことがあるんですけど、今作がカヴァー曲になったっていうのは本当にたまたまなんです。ただ、こういうタイミングにカヴァー曲が重なるっていうのは運命的な巡り合わせを感じますね。

 今作の「真夜中のギター」をカヴァーすることになった経緯というのは?

島谷ひとみ:この楽曲は今年の春に亡くなられた作詞家、吉岡治さんの作品なんですけど、吉岡さんが生前、仕事でもプライベートでも仲良くしていらっしゃった方が、私がデビューの時からお世話になっているディレクターさんだったんです。吉岡さんが亡くなられた時に、そのディレクターをはじめ、周りのスタッフの方たちが、もう一度、吉岡さんが残してくれた作品を世に伝えていきたい、仲間たちで盛り上げたいというお話になって、誰に歌ってもらうかって考えた時に私のことを思いだしてくださったみたいなんです。それで久しぶりにそのディレクターさんとばったり会った時に「吉岡治さんの作詞した「真夜中のギター」って知ってる?」って話を振られたのがきっかけですね。

 吉岡さんの作品といえば「天城越え」や「命くれない」など数多くありますが、その中でも「真夜中のギター」が選曲されたのはなぜ?

島谷ひとみ:もともとこの曲を歌わないかということでお話をいただいたんですけど、吉岡さんも、吉岡さんの奥様も、周りのスタッフの方々も、この「真夜中のギター」が一番お気に入りだったみたいなんです。私自身、この曲は子供の頃から父のギターに合わせて歌っていた思い出の曲でもあったので、ディレクターさんから話を振られた時は「ぜひ!」という感じでした。「天城越え」や「命くれない」は、石川さゆりさんや瀬川英子さんが現役で歌われていますし、若い人たちも大勢の方が知っていると思うんです。でも、この「真夜中のギター」は、歌われていた千賀かほるさんが引退していらっしゃいますし、もう30年以上も前の曲ですから、知っている若い人は少ないんじゃないかなと。それにこの曲は童謡とも思えるような、すごくピュアな内容なので、大人も子供も関係なく、多くの人にもう一度知ってもらいたいっていう気持ちが私の中でもすごく強くありました。

 島谷さん自身、思い入れの深い曲なんですね。

島谷ひとみ:小さい頃から父のギターで歌っていたというのもあったし、去年か一昨年か忘れてしまったんですけど、ブログにこの曲の歌詞を書いたこともあったんです。今日はなぜかこの歌詞が頭から離れないって。そういう曲を、私がカヴァーさせていただくことになったっていうことに、すごく運命的なつながりを感じてしまいますね。

 歌う上では、特にどんなことを意識しましたか?

島谷ひとみ:とにかくストレートに、シンプルに。この話をくださったディレクターさんから「この歌を聴いた人に笑顔で歌う島谷ひとみが見えなきゃいけない。だから歌う本人も笑顔じゃなきゃいけないんだ」って言われて。最初は切ない系で歌っていたんですけど、その話を聞いて「なるほど」と思って、明るく歌うように努めました。

 オリジナルの千賀かほるさんを参考にした部分などはありますか?

島谷ひとみ:千賀かほるさんは、すごく個性的なクセのある歌い方をしていらっしゃって、私の歌う「真夜中のギター」とは真逆だなと思ったので、逆にあまり聴かないようにしましたね。

 ミュージック・ビデオでは、弾き語りを披露していますが、ギターはいつ頃から?

島谷ひとみ:以前から、少しずつ習っていたんですけど、なかなか上達しなくて。でも、この曲くらいはギターを弾きながら歌いたいなと思って、すごく練習しました。いまだに練習中なんですけどね(笑)。

 ミュージック・ビデオの内容は、歌とすごくリンクしているなと感じたんですが、島谷さん自身がご覧になっての感想は?

島谷ひとみ:本当に真夜中に屋上で歌っていたんです。その合間に働くお父さんが送別会を終えて帰っている様子とか、夜中まで頑張っているOLさんが描かれているんですけど、人間ってつらい時は意外と下を向かずに、上を見上げることが多いんですよね。そういうつらい時こそ上を見ようっていうのが、すごくよく描かれているなと思いました。

 カップリングの「ふたりの空」は、明るく爽やかで島谷さんらしい楽曲ですね。

島谷ひとみ:久しぶりにすごくストレートな歌だなと思って。私30歳になったけど、♪あなたが好き♪とか歌詞の中とはいえ、言ってもいいのかなって思いながら(笑)、新鮮な気持ちで歌いましたね。

 相手を思う気持ちにあふれた歌詞ですが、歌っていてリンクする部分はありましたか?

島谷ひとみ:恋人だけじゃなくて、友達や仕事のパートナーでもそうなんですけど、歳を重ねるとともに、自分の中にある感情って口に出さなくなるんですよね、言わなくてもわかるというか。たとえば、見守る気持ちだったり、愛しい気持ちだったり。それを歌で伝える。いつもは口にしない分、歌でストレートに表現するっていうのが意外とリンクできましたね。

 今作をリスナーの方には、どのように受け止めてもらいたいですか?

島谷ひとみ:今までにもたくさんのカヴァーをやらせていただいたんですけど、今回も縁があって、すごく意味のあるカヴァーをやらせていただいたと思っていて。吉岡治さんは亡くなられましたが、その中でも今作の「真夜中のギター」っていうのは吉岡さんの思いがすごく込められている作品で、次世代の人たちに歌い継いでいけたらという思いで歌っています。この曲をリアルタイムで聴いていた方には、当時のパワーを思い出していただくエールとして受け取ってもらって、若い人たちにそのパワーと歌が広がっていってもらえたらうれしいし、そこに届けるのが私の役目なので、そんな曲になれるように精一杯歌っていきたいと思います。みなさんもぜひカラオケで歌って、身近な人に広めていってください。よろしくお願いします。


INTERVIEW:Shinji Takemura


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]]> http://www.beatfreak.jp/interview/19815/feed/ 0 Shinichi Osawa http://www.beatfreak.jp/interview/13120/ http://www.beatfreak.jp/interview/13120/#comments Tue, 22 Jun 2010 12:57:45 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=13120 『SO2』を6月30日にリリース! 独自の観点でエレクトロ以降を示唆する最先端ダンス・ミュージックがここに!!]]> 01_ShinichiOsawa_610350

既成概念にとらわれない斬新なダンス・ミュージックを生み出すShinichi Osawa。約3年ぶりとなるオリジナル・アルバム『SO2』を6月30日にリリース! 独自の観点でエレクトロ以降を示唆する最先端ダンス・ミュージックがここに!!


 3年ぶりにオリジナル・アルバムをリリースされますが、今作はいつ頃から制作されていたんですか?

Shinichi Osawa:昨年の頭からデモ制作に取りかかっていました。ただ、DJや他のプロデュース・ワークとの並行作業だったので、制作時間としては、それほど長くかかっていません。

 前作『THE ONE』と比較してヴォーカルレスの曲が増えましたが、大沢さん自身が感じている一番変化した部分はどこでしょう?

Shinichi Osawa:エレクトリック・ミュージックか否かということではなく、ダンス・ミュージックもしくはダンス・ミュージックから影響されたリスニング的に響く音楽に特化したことは、大きな変化だと思います。

 今作を制作する上で据えたコンセプトを教えてください。

Shinichi Osawa:“既存のルールをできるだけ適用せずにつくる”というのが唯一のコンセプトでした。だから、既知の手法を使わないことと、まちがいを誘発して積極的に採用することを重視しました。他人から見れば、デタラメなつくり方かも知れないようなことに、実は重要な次への可能性が隠れていると信じています。

 そのコンセプトを決めるにあたって、軸となった“提示したかったこと、表現したかったこと”は?

Shinichi Osawa:核心をつく軸のようなものはありません。ただ、自分の“今”を表現しただけと言ってもいいと思います。

 そのあたりは、昨年リリースした『TEPPAN-YAKI』で、過去のリミックス作品を改めて振り返ったことが影響しているんでしょうか?

Shinichi Osawa:『TEPPAN-YAKI』に限った話ではありませんが、すべての制作はどこかでつながっている感覚はありますね。特に僕にとってのリミックス・ワークは“型”にはめる作業ではなく、作風を広げる“旅”のようなものなので、とても重要です。

 ミニマル(パターン化された音型を反復させる音楽)が多く取り入れられていますが、この狙いは?

Shinichi Osawa:狙いは存在しません。可能な限り自由に発想した結果だと思います。特にミニマルを取り入れたとも思っていないんです。というか、ミニマルの定義がわからなくなってるのかも(笑)。

 曲の並びには緩急があって、ジェットコースター的なノリを感じましたが、曲順に関しては、どのように決めたんですか?

Shinichi Osawa:正直、アルバムとしての組み立てはあまり興味がなかったのですが、マスタリング・スタジオで自然に組み上がりました。ただ、最初と最後の曲だけは、もとから決めていましたが。

 前作では初回盤のみだったDVDが、今作では通常形態でセットになっています。この形態にしようと思ったのは、どんなところから?

Shinichi Osawa:単純に映像があると“楽しい”。これにつきると思います。これをきっかけに、映像とより密接な相互関係の作品を制作してみたくなりました。

 映像に関しては、大沢さんからある程度のイメージを伝えたんですか?

Shinichi Osawa:そういうパターンもありましたが、ほとんどは映像クリエイターの感性に任せました。

 DELUXE EDITION(初回盤)には、上村真俊さんとのDJユニットOFF THE ROCKERによるミックスCDも付属されていますが、こちらの聴きどころは?

Shinichi Osawa:アルバムのミニ・ツアー的なものではなく、DJとして聴いてもらうと、ちがいがわかって面白いと思います。

 今作の楽しみ方として、大沢さんがオススメする聴き方は?

Shinichi Osawa:僕の方から押しつけるようなことはありません。すべてのリスナーに預けます。何の制約もありませんので、自由に楽しんでください。ダンス・ミュージックも混沌の時代を迎えていますが、やはり現場はより一層エネルギーにあふれています。クラブ、フェス、ライヴ・ハウス…音楽の鳴っている現場に出かけましょう!


INTERVIEW:Shinji Takemura


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