中村 中という人。(2010.05.28)

存在を知ったのは、友人がカラオケで『友達の歌』を歌ってくれたから。
恋愛至上主義な人生(笑)を歩んできたMioneには、
それが単なる片想いの曲だとしても(厳密にはそういう曲でもないと思うのですが)
切なくてすごく気になった。
誰何だこの人は、って。
当時ついて回っていた情報は“性同一性障害を公表したシンガーソングライター”みたいな言葉。
そういう友人は身近に何人かいたりしたしそういう情報以上に、
そんなことよりも、Mioneは『中村 中』という人の声と歌詞、世界観 に惹かれて、
“好きなアーティストは?”の質問に必ず書き込むほど好きになっていた。


どの曲がこんなふうに良いんだ!
って言えば尽きない。
勿論その凡てはMioneなりの解釈でしかなくて、
中さんが伝えたいものと違う受け取り方をしているものもあるかもしれない。
そんな 繰り返しの中で、Mioneは自分の生き方を探したり迷ったり、
時には立ち止まって大泣きできる空間をもらっていたりする。

今回リリースされる
YAMAHA移籍第一弾のシングル『家出少女』。
PVはyoutubeにあがっているからご覧くださいまし。

‐自分の心くらいは信じたい‐

その歌詞だけで、想いだけで、惹かれるには十分だった。
なぜならそれはMione自身が、単純にそう願うからで。

中さんはいつもいつもMioneの祈りに似た想いを、
よく歌詞に組み込んでくれている。(勿論偶然でしかないのだけれど)
強くあるべきために踏み出していく姿や決意。ときにそれを一人ぼっちで貫いているようで。
けど聴いているMioneや他のリスナーはきっと誰もが

自分は一人じゃない

って思えるんだと思う。
中さんが背中を押してくれる。ときには先陣を切って輝いていてくれる。

『さよならは言わないで』
という曲が3ndAL“あしたは晴れますように”にある。
当時Mioneは恋愛ぐちゃぐちゃでどうしたらいいかわからなくなって、でも生きていかなきゃいけないわけで。
タイトルが『さよならは言わないで』なんだけれど、それよりも共感したのは

‐ずぶ濡れのまま
あたしはあなたからの
さよならを待ちながら
少しづつ それとなく
一人になる準備してる‐

というところ。
Mioneの解釈でしかないのだけれど。
一人で歩いて行ける準備を、出来ているフリをして。大人なフリをして。
でも最後まで優しいあなたが愛しくて、どうして今更今になってそんなことばかり気付いてしまうんだろう。
それでもきっとあなたのさよならにあたしは素直に従うそぶりを見せるのだろうけれど。
本当は、そうじゃない。
伝えたい言葉も想いも願いも、本当はそうじゃない。

長くなるからこの辺で。(笑)

ライブもね
今の世の中って、気を張って頑張ってる人ばかりだと思うんだ。
そんなときに、うまく自分の気持ちを言葉に出来ないMioneみたいのがいて、
ライブで中さんが旋律の中で言葉にしてくれる。

『そうだ、そうなんだよ』
『あのときそう言えたら』
『いま自分、そう出来てるのかな』

いろんなことを思い出して、いろんな想いが巡り過ぎて、涙ぼろぼろになるんだけど。
なんでかライブが終わると、笑顔になれる。逢えて良かったと心から思う。
真剣に深く強い想いを込めて歌う姿も、楽しそうに 幸せそうに歌う姿もすごく好きなんだ。

悲しさも幸せも何もかもを吐き出させて浄化してくれるイメージ。

Mioneは『中村 中』って人のことを大好きなんだな、って思う。

好き を誰かと比べられたり、測られたりしたら、一番になれるとは思えない。
それはそれで、Mione以上に『中村 中』を好きな人 がいるならそれはすごくすごく嬉しいから。

ただ言えるのは
Mioneにとって 中村 中という人は
とっても必要で愛しい、と思える人なんだなぁって。
同じ年なんですよねー。 なんだかすいません。w

6/2 家出少女。
“天までとどけ”を持ってる人は、ジャケ写を見ると
感動出来る発見があるかも。
あとダウンロードじゃなくて
CDを買って初めてわかるアレがあったり。
もう。そういうところもいいなぁと思うのです。

Assistant / Mione

コメント :

コメント投稿:





※コメントは承認制です。承認後表示されます。