Acid Black Cherry

01_AcidBlackCherry_610350

6月8日、Acid Black Cherryが、ニュー・シングル「少女の祈りIII」をリリース! ファースト・アルバム『BLACK LIST』に収録されていた名曲「少女の祈り」の続編にあたる本作の誕生秘話を大公開!!


 「少女の祈り」の続編を制作する構想は、最初から持っていたんですか?

yasu:いや、最初の「少女の祈り」をつくった時点では、続編をつくろうとは思っていなかったんですが、いろいろな楽曲制作を重ねていく中で「少女の祈りII」をつくる機会があったんです。ただ、その歌詞を書いていた時に、あまりにも現実と重なる大きな出来事が自分の身近に起きてしまって…。それで「少女の祈りII」は、“今、出すべきタイミングじゃない”と判断して、新しくつくり直したものが、この「少女の祈りIII」なんです。

 イントロや間奏のギター・フレーズなど、「少女の祈り」に通じるものを感じさせる部分もありますが、主なサウンド・イメージはどんなところから?

yasu:イメージとしては「少女の祈り」よりも、ヘヴィ・ロックな印象をつけるためにリフを考えました。“メロディック・マイナー・ハード調”みたいなやつをつくろうと(笑)。この形は自分の中のフォーマットのひとつというか、“新しいことをするよりも、今まで聴いてくれたファンの期待に応えるものにしたい!”という思いが強かったからです。

 歌詞は、悲しいままではなく、最後に希望が見える内容になっているのが印象的でした。

yasu:先ほどもお話しましたが、あまりにもプライベートな出来事と重なり過ぎていたし、前の歌詞では希望を見いだせていなかった。それよりは、“もっと希望の光を持った歌にしたい”と思って、この歌詞を書き上げました。歌う上では、悲しさよりも、激しさと心強さを意識して歌っています。『BLACK LIST』に収録されている「少女の祈り」も聴いていただいて、その関連性も楽しんでいただけたらと思います。

 DVDにはミュージック・クリップが収録されていますが、見どころを教えてください。

yasu:このクリップは、2月の大雪が降った次の日に撮影をしたんですが、その寒さをまったく感じさせない女の子のお芝居に、ぜひ注目して観てください。

 カップリング恒例のRecreation Trackには、シャ乱Q「上・京・物・語」が取り上げられていますが、この曲にはどんな思い入れが?

yasu:バンドをはじめたものの、鳴かず飛ばずの状態でバイトをしていた枚方時代に、カラオケでよく歌っていました。歌いながら、“上京することになったら、こんな風に思うのかな”と、漠然と感じていましたね。

 アレンジや歌い方に関して、特に意識したのはどんな部分ですか?

yasu:アレンジに関しては、原曲が持っている良さを、いかに印象を変えずに、Acid Black Cherryらしく表現するかということを心がけました。歌に関しては、いい意味でモノマネにならないように、カラオケに行って楽しむような感覚で歌っています。

 現在、デビュー4周年を記念した『ABC Dream CUP 2011』を行なっていますね。

yasu:“4年に1度の大感謝”ということで、4つのプレゼントを用意しています。今のところ、第2弾まで発表されているんですが、第1弾は今年リリースするシングル曲の着うた(R)をプレゼント。そして、第2弾は、7月に行う4万人のフリー・ライヴ。参加方法などは、この企画の特設サイトがあるので、そちらをぜひチェックしていただいて、第3弾、第4弾の発表も心待ちにしていただけたらと思います。今作は、震災の影響もあって、リリースが延期になったんですが、こうやって無事に送り出すことができてよかったです。フリー・ライヴも含めて、日本が元気になってくれたらと思っているので、みなさん、景気づけに遊びにきてください。


INTERVIEW:Shinji Takemura


02_AVCD-32181B_130
★初回生産限定盤
●SINGLE+DVD
06.08 On Sale
「少女の祈りIII」
Acid Black Cherry
AVCD-32181/B
¥1,680(tax in)

03_AVCD-32182_130
★通常盤
●SINGLE
06.08 On Sale
「少女の祈りIII」
Acid Black Cherry
AVCD-32182
¥1,050(tax in)

コメント :

コメント投稿:





※コメントは承認制です。承認後表示されます。